...將(は)たたゆたひぬ...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...あなたの將來の幸福を祝して乾盃することをこの見知らぬお許し下さい...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...何でも春三郎の言ふ事を信用する文太郎は初めから盛春館の女將を疑はなかつた...
高濱虚子 「續俳諧師」
...その時騎將ネストール列座の中に立ちて曰ふ『チューデーデーよ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...第三隊に剛勇の*ペーサンドロス將となる...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...金髮の將メネラオス鋭刄の槍を...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...アキリュウス勇將すぐに都城より...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...侯を目して觀兵式の大將なりといへり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...國産車を作つて賣らうとすればそれ位の事は當然考へなくてはならぬのであるが果して其の値段で賣つて將來成算がとれるかどうか...
豊田喜一郎 「國産自動車と價格の問題」
...其時征西將軍は自分が日本の國王だと言つて支那の使節に應對した...
内藤湖南 「日本文化の獨立」
...こんな人が將來出るや否は問題ですから...
長岡半太郎 「湯川博士の受賞を祝す」
...將に其人の任ならんとす...
長塚節 「草津行」
...それにしても將棋(せうき)がああまでも戰(たゝか)はなければならぬものになつて來た事は正しく時代の推移(すいい)の然(しか)らしむる所であらう...
南部修太郎 「下手の横好き」
...子供の將來について豫感するかを思ふのである...
萩原朔太郎 「宿命」
...過去も將來もなき純粹なる現在に安住しつつ完成されたる生の歡喜に浸ることが出來る...
波多野精一 「時と永遠」
...此日之本將軍といふ名稱は...
原勝郎 「日本史上の奧州」
...王の將に歸らんとする時...
松本文三郎 「世界に於ける印度」
...將棋は下手であつても棋を愛すことでは負けないとしてゐるやうに...
吉川英治 「折々の記」
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