例文・使い方一覧でみる「将」の意味
スポンサーリンク...「さあ、少将閣下から、お先にお出（い）でください... 
海野十三 「地底戦車の怪人」
...そしてさすがに女将株の貫目もあり...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...将軍不在に乗じて...
中里介山 「大菩薩峠」
...ひそかに将軍を攻撃する計画をたてていたのである...
蜷川新 「天皇」
...将軍家光や、その家来どもにはうらみもあるが、大阪城の侍大将塙団右ヱ門（ばんだんえもん）の孫には、恩もうらみもない」「な、なんと申す」猫間犬丸は、たちはだかったまま、目をむきました...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...原田先生――敗軍の将...
火野葦平 「花と龍」
...ほんとに立派な将校ですわ...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「小フリイデマン氏」
...少くとも近い将来に要求することがわかっている...
三好十郎 「冒した者」
...中将は何かほかにも愁（うれ）わしいことがあるのか...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...将棋は知らないんだと答えた...
山本周五郎 「落葉の隣り」
...しかし、このような機会以外に、私が自由な「乱歩論」を書き得る場合は、将来、滅多に来ないような気がしましたから、一つは書かして頂く考えになったのです...
夢野久作 「江戸川乱歩氏に対する私の感想」
...しかしそれが敵にくつがえされる場合は当然な戦争だが、味方の方からそれをくつがえされたときほど、三軍の将として、哭（な）くにも哭けない辛さというものはない...
吉川英治 「黒田如水」
...君を左将軍に封じておいた...
吉川英治 「三国志」
...諸将は胆（きも）を冷やした...
吉川英治 「三国志」
...御林（ぎょりん）将軍の慮（ちりょ）に命じては...
吉川英治 「三国志」
...それほどな上将をつけるわけはない...
吉川英治 「三国志」
...逆将明智光秀の首級を検し...
吉川英治 「新書太閤記」
...「すわ、敵の戦意は、くじけたにちがいない」と、なみいる諸将は、こぞって、「ここを、追い撃ちすれば、上方勢は、支離滅裂（しりめつれつ）となり、お味方の大勝はうたがいもありません」と、おのおの出撃すべしと気負（きお）い立って、令を求めたが、家康はいっこうよろこぶ気色もなく、また、追い撃ちも、断じてゆるさなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
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