...大乗仏教では「普賢菩薩大精舎臨大寺宝塔」と改称された...
...般若寺の寺宝はとても有名だ...
...この向島名物の一つに数えられた大伽藍(だいがらん)が松雲和尚の刻んだ捻華微笑(ねんげみしょう)の本尊や鉄牛血書の経巻やその他の寺宝と共に尽(ことごと)く灰となってしまったが...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...永く寺宝として後(のち)に伝へたいものだと存じますので...
薄田泣菫 「茶話」
...少々の寺宝もないという次第ではござらぬが...
中里介山 「大菩薩峠」
...その豊太閤由緒の何々と申す儀は……左様な寺宝があるとも承り...
中里介山 「大菩薩峠」
...これに如(し)く寺宝はあるまい...
柳宗悦 「全羅紀行」
...寺宝を幾つかぬすみ出した...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...護国寺宝塔院のさいごの夜も無事に終了して...
吉川英治 「私本太平記」
...まもなく金銀珠玉(きんぎんしゅぎょく)の寺宝をぬすみだして...
吉川英治 「神州天馬侠」
...またどこかへ寺宝の文書や墨付などは運び去ったらしく...
吉川英治 「新書太閤記」
...寺宝の歌書を見せられたり...
吉川英治 「新書太閤記」
...寺宝を説明してくれた老僧が気がるに誘うので...
吉川英治 「親鸞」
...寺宝の文書(もんじょ)や内陣の諸仏を見てから...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...種々(くさぐさ)な寺宝を出して見せてくれる...
吉川英治 「随筆 新平家」
...書き物や寺宝もあるといっていますよ...
吉川英治 「随筆 新平家」
...寺宝を見せてもらう...
吉川英治 「随筆 新平家」
...寺宝目録の中に、“滝夜叉姫の櫛(くし)”なんてものが見えたが、これは、ちといけない...
吉川英治 「随筆 新平家」
...磐梯明神田植絵巻などという奈良京都の列へ持ち出しても遜色のない歴乎とした寺宝のこけんにかかわるというものである...
吉川英治 「随筆 新平家」
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