...足を踏み入れた寸間に、猛烈な雨が降り始めた...
...寸間でも倒れるんじゃないか心配だ...
...寸間考えた末、新しいスマートフォンを買わないことに決めた...
...彼は寸間も怒るところがないという評判を持っている...
...細かい寸間まで気を配ることが、彼女の料理の秘密の一つだ...
...一寸間を置いて立ち上り...
田畑修一郎 「鳥羽家の子供」
...一寸間があった……のは...
豊島与志雄 「月明」
...それから一寸間を置いて...
豊島与志雄 「月明」
...一寸間があった...
豊島与志雄 「黒点」
...それを彼は胸に抱きしめて、一寸間を置いて、三四歩進みだした...
豊島与志雄 「電車停留場」
...安藤竜太郎が一寸間を置いたまに...
豊島与志雄 「電車停留場」
...一寸間が置かれた...
豊島与志雄 「反抗」
...」そして彼は一寸間を置いた...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...それから一寸間を置いた...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...教官は次の動作に移るため一寸間を置いた...
原民喜 「壊滅の序曲」
...」一寸間を置いて...
牧野信一 「『ユリイカ』挿話」
...船が纜(ともづな)を解くまでの寸間に...
吉川英治 「三国志」
...機は寸間に過ぎるものだし...
吉川英治 「新書太閤記」
...市民の狼狽(ろうばい)はせつなの寸間だけで...
吉川英治 「新書太閤記」
...寸間(すんかん)も惜しんで...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...寸間も休まらないというような恐怖をどきどきと潜(ひそ)ませているようだ...
吉川英治 「八寒道中」
...(よし!)と、八弥はすぐに足を向け直したが、その寸間に、もう先に見えた女はどこにも姿が見えないのであった...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...我等二人となつても初めの気持に返るには一寸間があつた...
若山牧水 「木枯紀行」
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