...彼は狡智を働かせて、一石二鳥の策を成功させた...
...狡智を持って行動すると、周囲から嫌われるかもしれない...
...彼女は狡智を用いて問題を解決した...
...狡智を働かせることも大切だが、正直さも忘れずに...
...狡智を使って得た利益は一時的で、後々不利益を招くこともある...
...犯人の狡智(こうち)には全く驚く外ありません...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...浅田の狡智(こうち)にだまされた青砥左衛門尉藤綱は...
太宰治 「新釈諸国噺」
...狡智(こうち)の極致...
太宰治 「二十世紀旗手」
...狡智(こうち)によって発見した...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...思えばいつでも歴史は常に狡智に満ちた悪戯をするものではある...
中井正一 「図書館法楽屋話」
...狡智に長(た)けたること...
永井荷風 「申訳」
...君よ!狡智のかくの如き美しき表情をどこに見たか...
萩原朔太郎 「宿命」
...彼の狡智(かうち)な顏つきに接せず...
長谷川時雨 「春宵戲語」
...かく狡智に富む故兎を神とした人民少なからず...
南方熊楠 「十二支考」
...いつしか狡智(かうち)と謀略にたけてゆく過程を私は身を以て知つた...
宮地嘉六 「老残」
...中谷も一旦は調べられましたが素(もと)より狡智(こうち)に長(た)けた彼は巧く云遁(いいのが)れたようです...
山下利三郎 「流転」
...本性のうちに潜在していた狡智をすつかりよびさましていつた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...新たに生れた狡智のために彼は均衡と抑制を身につけた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...いかに狡智(こうち)を弄(ろう)すとも...
吉川英治 「三国志」
...ゆとりと狡智(こうち)なのだった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...老婆(としより)らしい狡智(こうち)を思いついて...
吉川英治 「宮本武蔵」
...狡智(こうち)に長(た)けた狐のことだから...
吉川英治 「宮本武蔵」
...それはまたどういう意味でしょうか」「狡智な下手人は...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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