...彼は狡智を働かせて、一石二鳥の策を成功させた...
...狡智を持って行動すると、周囲から嫌われるかもしれない...
...彼女は狡智を用いて問題を解決した...
...狡智を働かせることも大切だが、正直さも忘れずに...
...狡智を使って得た利益は一時的で、後々不利益を招くこともある...
...狡智(こうち)となり...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...その悪辣狡智殆ど言語に絶するものあり...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...狡智に長(た)けたベナビデスの面(おもて)眼蒐(が)けて拳銃を発射する時の喜びばかりが擽(くすぐ)るように...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...――ロンドン中で最も狡智な...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「空家の冒険」
...つづいて銅といふぐあひで狡智なヨーロツパ商人どもに乘ぜられて...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...悪魔はなんという狡智を弄していることでしょう...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...「冷たい懐疑」と「貪婪(どんらん)たる狡智(こうち)」と...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...狡智と詐術のあらゆる術策と...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...狡智(こうち)で...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...狡智や張りこの理屈や...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...中谷も一旦は調べられましたが素(もと)より狡智(こうち)に長(た)けた彼は巧く云遁(いいのが)れたようです...
山下利三郎 「流転」
...なだれ込まんとする憎い狡智(こうち)だ...
吉川英治 「私本太平記」
...やりおりそうな狡智(こうち)ではある!」とも罵ッた...
吉川英治 「私本太平記」
...小心狡智(こうち)...
吉川英治 「新書太閤記」
...それを大野の狡智(こうち)である...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...老婆(としより)らしい狡智(こうち)を思いついて...
吉川英治 「宮本武蔵」
...それ以上の複雑な老婆(としより)の狡智と...
吉川英治 「宮本武蔵」
...狡智(こうち)に長(た)けた狐のことだから...
吉川英治 「宮本武蔵」
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