...彼は狡智を働かせて、一石二鳥の策を成功させた...
...狡智を持って行動すると、周囲から嫌われるかもしれない...
...彼女は狡智を用いて問題を解決した...
...狡智を働かせることも大切だが、正直さも忘れずに...
...狡智を使って得た利益は一時的で、後々不利益を招くこともある...
...犯人の狡智(こうち)には全く驚く外ありません...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...僕は君の犯罪者としての才能と狡智には驚嘆に近い感じを持っている...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...その悪辣狡智殆ど言語に絶するものあり...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...狡智(こうち)の極を縦横に駆使した手紙のような気がしていたのですが...
太宰治 「誰」
...全く私の卑劣きわまる狡智(こうち)から出発した仕草であって...
太宰治 「春の盗賊」
...「冷たい懐疑」と「貪婪(どんらん)たる狡智(こうち)」と...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...人間の狡智の前には無心なツグミは毎年くりかえされる犠牲にすぎない...
細井吉造 「二つの松川」
...かく狡智に富む故兎を神とした人民少なからず...
南方熊楠 「十二支考」
...猿的な狡智をもつて...
吉川英治 「折々の記」
...いかに狡智(こうち)を弄(ろう)すとも...
吉川英治 「三国志」
...狡智深謀(こうちしんぼう)な家康と...
吉川英治 「神州天馬侠」
...小心狡智(こうち)...
吉川英治 「新書太閤記」
...ゆとりと狡智(こうち)なのだった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...その狡智(こうち)がまんまと図に中(あた)ったことを...
吉川英治 「新・水滸伝」
...狡智(こうち)に長(た)けた老獣(ろうじゅう)が...
吉川英治 「平の将門」
...老婆(としより)らしい狡智(こうち)を思いついて...
吉川英治 「宮本武蔵」
...そこに彼の狡智(こうち)と...
吉川英治 「宮本武蔵」
...それはまたどういう意味でしょうか」「狡智な下手人は...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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