...彼は寵児扱いされている...
...あのチームには寵児がいる...
...彼女は会社の寵児だ...
...彼は両親の寵児だった...
...クラスの寵児はいつも笑顔を絶やさない...
...葉子の唯一の寵児(ちょうじ)ともされ...
有島武郎 「或る女」
...二人の天の寵児が測り難き全智の天に謝する衷心の祈祷は...
石川啄木 「葬列」
...彼等は自ら神の寵児なりと信じ...
内村鑑三 「聖書の読方」
...伯爵は民衆の寵児であるという位置を...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...まことに神の寵児(ちょうじ)です...
太宰治 「ろまん燈籠」
...普通刑事裁判所もオールド・ベーリーも今ではその寵児を特に腕を差し伸べて招かねばならなくなった...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...小さい時分は一家じゅうの寵児(ちょうじ)である「三毛(みけ)」の遊戯の相手としての「道化師(クラウン)」として存在の意義を認められていたのが...
寺田寅彦 「備忘録」
...楽々と育(はぐく)まれて来たさすが時代の寵児(ちょうじ)であっただけに...
徳田秋声 「縮図」
...時代の寵児であるであろう...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...あらゆる俗界の寵児(ちょうじ)よりも幸福である...
夏目漱石 「草枕」
...彼は完全に文壇の寵児(ちょうじ)となり三十歳に達せざるに...
浜尾四郎 「黄昏の告白」
...愈々「大洋の寵児」決定...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...僕原作の「大洋の寵児」の試写...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...運命の寵児(ちょうじ)であることがしかるべきことと思われる女王や女御よりも...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...昔の光源氏が帝(みかど)の御寵児であったころと同じように幸福に見えた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...先生の門下には竹内立賢(たけのうちりふけん)の如き寵児がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...身は天地の寵児(ちょうじ)のごとき気持だった...
吉川英治 「黒田如水」
...――そうした時代の寵児(ちょうじ)が...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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