...彼は寵児扱いされている...
...あのチームには寵児がいる...
...彼女は会社の寵児だ...
...彼は両親の寵児だった...
...クラスの寵児はいつも笑顔を絶やさない...
...彼は自由の寵児也...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...彼等は自ら神の寵児なりと信じ...
内村鑑三 「聖書の読方」
...猿楽は寺坊の間から起ってこれらの将軍と公卿との寵児(ちょうじ)となり...
高村光太郎 「美の日本的源泉」
...即ち此の神の寵児...
太宰治 「心の王者」
...普通刑事裁判所の寵児であるストライヴァー氏は...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...楽々と育(はぐく)まれて来たさすが時代の寵児(ちょうじ)であっただけに...
徳田秋声 「縮図」
...自(みず)から造化の寵児(ちょうじ)を以て任じ...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...時代の寵児であるであろう...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...全くみんなの寵児(ちょうじ)といってもいいほど...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...両親の寵児だったが...
長谷川時雨 「渡りきらぬ橋」
...「社交界の寵児となった若者がネーヴ・サント・ジュヌヴィエーヴ通のメゾン・ヴォーケでくすぶっていられるもんかね? ここは確かにあらゆる点で立派なもんだ...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...たちまち日本の探偵小説界の寵児となり権威となられたのであるが...
平林初之輔 「作家としての小酒井博士」
...僕原作の「大洋の寵児」の試写...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...それらきのふまでの街頭歌曲の寵児たちは九夏三伏の酷熱裡を或は南方の野に転戦したり...
正岡容 「旧東京と蝙蝠」
...神の寵児とも見るべき人たちがいる...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「道化者」
...身は天地の寵児(ちょうじ)のごとき気持だった...
吉川英治 「黒田如水」
...門族中の寵児(ちょうじ)として...
吉川英治 「新書太閤記」
...――そうした時代の寵児(ちょうじ)が...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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