...彼は寵児扱いされている...
...あのチームには寵児がいる...
...彼女は会社の寵児だ...
...彼は両親の寵児だった...
...クラスの寵児はいつも笑顔を絶やさない...
...葉子の唯一の寵児(ちょうじ)ともされ...
有島武郎 「或る女」
...かくして貧弱なる理想と俗悪なる精神とを有するルウズヴエルトの如き人間が時代の寵児として名誉を博するに至るのである...
エンマ・ゴルドマン 伊藤野枝訳 「少数と多数」
...本来官僚の寵児(ちょうじ)で...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...彼等は自ら神の寵児なりと信じ...
内村鑑三 「聖書の読方」
...伯爵は民衆の寵児であるという位置を...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...そういう見地からいうと芭蕉は時代の寵児(ちょうじ)だともいえます...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...私は神のよほどの寵児(ちょうじ)にちがいない...
太宰治 「答案落第」
...まことに神の寵児(ちょうじ)です...
太宰治 「ろまん燈籠」
...普通刑事裁判所もオールド・ベーリーも今ではその寵児を特に腕を差し伸べて招かねばならなくなった...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...時代の寵児であるであろう...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...今の時代の寵児(ちょうじ)かなんかに祭り上げてしまうから...
中里介山 「大菩薩峠」
...「社交界の寵児となった若者がネーヴ・サント・ジュヌヴィエーヴ通のメゾン・ヴォーケでくすぶっていられるもんかね? ここは確かにあらゆる点で立派なもんだ...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...たちまち日本の探偵小説界の寵児となり権威となられたのであるが...
平林初之輔 「作家としての小酒井博士」
...「大洋の寵児」について打合せ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...愈々「大洋の寵児」決定...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...「大洋の寵児」は自信なく相済まぬ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...梅が軒端の匂ひ鳥」(匂ひ鳥とは鶯の事です)と謡われた様に鶯は梅の寵児...
牧野富太郎 「植物記」
...徳の最初の寵児であったソクラテスは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??