...彼は過去の過ちを寛恕してくれた...
...寛恕の心を持つことは大切だ...
...関係修復のためには、寛恕が必要だ...
...彼の寛恕によって、私は救われた...
...政府は犯罪者にも寛恕の措置を取るべきだ...
...御寛恕(ごくわんじよ)下さい」と云ふのがあつた...
芥川龍之介 「本の事」
...昔は一国の帝王が法王の寛恕(かんじょ)を請うために...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...わたしがこの本のなかでこれらの質問の若干を答えようとするのを寛恕(かんじょ)していただきたい...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...このたびの失態は御寛恕のほどを願はしく存じます...
太宰治 「右大臣実朝」
...只管(ひたすら)御寛恕(かんじょ)御承引のほどお願い申上げます...
太宰治 「虚構の春」
...右の事情を御賢察のうえ御寛恕(かんじょ)下さい...
太宰治 「虚構の春」
...御寛恕(かんじょ)ください...
太宰治 「虚構の春」
...或いは寛恕(かんじょ)と言い...
太宰治 「惜別」
...御寛恕(ごかんじょ)を乞(こ)う次第だ...
太宰治 「鉄面皮」
...尚オ、余ハ無情ナル父親タリシコトニツイテ、彼ノ寛恕ヲ乞ウ...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「無駄骨」
...読者の寛恕を希望する...
津田左右吉 「歴史の学に於ける「人」の回復」
...讀者諸君の寛恕を願つて書く――昭和五年新潮社刊行『現代詩人全集』第二卷中に(これも實は是非書けと迫られて)自傳一ページを書いた...
土井晩翠 「「雨の降る日は天氣が惡い」序」
...学問の公共性からいって多少とも寛恕されることだと思っての申し出でだったのである...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...なにとぞ御寛恕(ごかんじょ)くださいますよう...
火野葦平 「人魚」
...おほよそ造語はその既往の歴史を以て人の寛恕を得べき權利なきものなれば...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...慈悲にも寛恕にも...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...二年も前からの旧約をお待ちくだすった寛恕(かんじょ)の手前にも...
吉川英治 「随筆 新平家」
...編集部は寛恕され...
吉川英治 「随筆 新平家」
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