...一冬の寒さ凌ぎの料とすることをのみ知つてゐる簑虫にとつては...
薄田泣菫 「独楽園」
...寒さ凌(しの)ぎに一献(いっこん)参(まい)らせる」「催促をしたようで恐れ入るな」「拙者ひとりで寒さ凌ぎをやろうと思うていたところ...
中里介山 「大菩薩峠」
...寒さ凌ぎになりますよ」「爺さん...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...寒さ凌ぎに一ついかがですか」「さっきの話のあとを聞くわ」「船で船で」佐吉は手を振り...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...寒さ凌ぎに葛湯(くずゆ)を作っていったときも...
山本周五郎 「日本婦道記」
...寒さ凌ぎも兼帯で...
山本笑月 「明治世相百話」
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