...そこでドクタアと私とは風致に富む小さな茶の部屋で行われた茶の湯の会に参加し...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...大きくいえば人文的な面白味に富むこと...
石川欣一 「山を思う」
...機智の要素に富むからである...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...ゆえに三度の食物も他の家人よりは滋養に富むものを採らなければならないと...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...その活溌有為にしてしかもその大胆行険の気象に富むがごときは吾人がかつ誇りかつ羨むところのものなり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...船は米利堅(メリケン)の富む所なり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...この富む者はややもすれば己(おの)れの財産の権利あるを知って義務あるを忘れることも疑うべからざる事実であって...
新渡戸稲造 「自警録」
...実践力に富む原田雲井は...
火野葦平 「花と龍」
...午後八時頃ポーラー〔(通気性に富む上等の織物)〕の上着に白セル〔薄地の織物〕のズボンをつけ...
平林初之輔 「鉄の規律」
...一家富まざれば一国富むの日あるべからず...
福沢諭吉 「慶応義塾学生諸氏に告ぐ」
...ウレーミヤの社中には常識に富む紳士も少くない...
二葉亭四迷 「露都雑記」
...それを持ち帰って大いに富む...
南方熊楠 「十二支考」
...植物中最も滋養分に富むものなるが極めて柔(やわらか)く煮ざれば消化悪し...
村井弦斎 「食道楽」
...貧しくしてしかも富むものの在る事を...
柳宗悦 「多々良の雑器」
...義に富む人間となるように...
吉川英治 「三国志」
...こういう正義と愛情に富む為政者にして武人であった君も...
吉川英治 「私本太平記」
...すこぶる素養に富むと聞くが...
吉川英治 「新・水滸伝」
...時流にひいでた高邁な見識に富む大画人だつたとつくづくおもふしだいである...
吉野秀雄 「長谷川等伯の「松林図屏風」」
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