...温情に富む人々で...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...「富む事は美徳である...
寺田寅彦 「丸善と三越」
...適用の資格に富むをもって世界に評判高きものにおいてをや...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...いかに孟賁烏獲(もうほんうかく)の腕力に富むもその勢いを制するを得んや...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...貿易風の吹く処、黒潮暖流の寄する処、物産に富む処、黄金の多き処、気候中和にして人物侠直(きょうちょく)なる処、その葡萄牙(ポルトガル)、西班牙(スペイン)、和蘭(オランダ)、英吉利(イギリス)の外舶(がいはく)が、期せずして来(きた)りたる、固(もと)より怪しむに足らず...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...特に夫が思想的な意義に富むものと認められる側面を記録するに止めることにある...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...彼の評論は割合包括的で又通用性に富むことになるのだ...
戸坂潤 「思想としての文学」
...午後八時頃ポーラー〔(通気性に富む上等の織物)〕の上着に白セル〔薄地の織物〕のズボンをつけ...
平林初之輔 「鉄の規律」
...隣国を貧にして自から富むの手段のみ...
福沢諭吉 「教育の目的」
...一家富まざれば一国富むの日あるべからず...
福沢諭吉 「慶応義塾学生諸氏に告ぐ」
...話と教訓に富む点に於て...
牧逸馬 「運命のSOS」
...社会のより活溌な理智に富むものは...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...人を笑わすような滑稽智に富む由...
南方熊楠 「十二支考」
...これに比べて朝鮮のものは遥かに穏かであり素朴であり雅致に富む...
柳宗悦 「工藝の道」
...果断に富むことである...
吉川英治 「三国志」
...こういう正義と愛情に富む為政者にして武人であった君も...
吉川英治 「私本太平記」
...なかなか詩情に富む所である...
吉川英治 「随筆 新平家」
...人民の何人も富むことは出来ないが...
和辻哲郎 「鎖国」
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