...松原寅次郎、小平四郎の二氏は、別れて、五戸に向つて去りぬ...
大町桂月 「十和田湖」
...我國第一流の理學者寺田寅彦博士は又夏目漱石先生門下として有名な文章家であり...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...寺田寅彦先生と線香花火この電気火花の研究の途中夏休みの骨休めに...
中谷宇吉郎 「写真と暮した三十年」
...先年亡くなられた寺田寅彦先生の墨汁の膠質学的研究が唯一のものであろう...
中谷宇吉郎 「墨色」
...(昭和十三年一月『寅彦研究』)...
中谷宇吉郎 「「先生を囲る話」について」
...去年の春は寅年なので...
額田六福 「解説 趣味を通じての先生」
...「源三郎さんだよ」と寅松に名を呼ばれて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...小僧の寅松は無關心で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...……おい、為、寅、駕籠部屋から駕籠をひきだして、お氷の箱ぐらい重味(おもみ)を乗せておけ」「合ッ点」つい、眼と鼻の金助町...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...『日次紀事』に初寅の日鞍馬寺で福授けの蜈蚣(むかで)を売ったとあるなど...
南方熊楠 「十二支考」
...池田は、体格の好い、獰猛な顔をした男をふと思い出したが、「寅吉って、あの名幡目かい」と念を押すと、「そうでやんすよ、奴、酒食いで性の悪い奴でやんしたが、殺されちゃ、ハア、あかねえ」「で、殺したのは」「わからねえんでやんすよ...
宮嶋資夫 「恨なき殺人」
...猫を葬つた壬寅の歳には神田松坂町の流行医塩田秀三(しうさん)の養子になつて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...墓表は「文政戊寅仲夏...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...此茶番が此年甲寅に催されたと云ふことは...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...窮地に逐(お)い込まれた寅寿がおのれの危険の代償として真実を告白したことを読んだ...
山本周五郎 「新潮記」
...寅寿の位置が危険に瀕(ひん)しているのは事実だが...
山本周五郎 「新潮記」
...寅(とら)の一点(午前四時)の時刻も狂いなく開始されたのだ...
吉川英治 「新書太閤記」
...「立て!」「はい」「立て」「は……」「寅之助...
吉川英治 「宮本武蔵」
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