...その家を飛び出し再びさきの福田友作氏の家に寄食することになりました...
石川三四郎 「浪」
...妙子が寄食するようになってからと...
谷崎潤一郎 「細雪」
...使わるる者必ずしも独立を失わぬ僕は決して先輩の家庭に寄食するをもって独立を失(うしな)えるものとは言わぬ...
新渡戸稲造 「自警録」
...すでに無宿の食客となりてわずかにこの国中に寄食するを得るものなれば...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...しかも士卒は以て己れの有の如く思ひ従軍記者は以て他人の家に寄食するが如く感ず...
正岡子規 「従軍紀事」
...彼は弁公の親分のもとに寄食する身となった...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...その戸主に寄食することができる...
柳田国男 「故郷七十年」
...自分もいっしょに寄食することになった...
山本周五郎 「風流太平記」
...共に寄食するようになると...
吉川英治 「宮本武蔵」
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