...全く第三階級に寄与するところがないだろうか...
有島武郎 「想片」
...生活の向上発展に寄与するの精神をもって...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...あるいは何か他の物体の知覚に寄与するいかなる理由も...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...どのやうに国語教育に寄与するかを具体的に示さうと思ふのである...
時枝誠記 「国語学と国語教育との交渉」
...そしてこの歴史的運動――それは自己解釈(自覚)乃至自己待遇(行為)として現われる――に寄与するものとして自己の性格を意識しているのである...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...歴史的運動に寄与する処の...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...陸軍戸山学校はこの大方針に基き国民体育を一層健実ならしむるため寄与する処あるを期す...
戸坂潤 「社会時評」
...其の外交上に寄与するの利益は甚だ偉大ならむ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...反つて彼れに同情を寄与するもの多きは何ぞや...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...新短歌が民族詩歌の発展に寄与する所は少ないであらう...
中原中也 「新短歌に就いて」
...しかも気象学の根本問題に寄与する問題である...
中谷宇吉郎 「アラスカ通信」
...いささかでも国民の幸福に寄与する研究を心掛けるべきではないか」という随筆を...
中谷宇吉郎 「科学は役に立つか」
...なお結果においてこれを殺すに寄与する原因を挙げなければならぬ...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...殺児の認容は一般に一国の人口増加に寄与する...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...週報の文学的価値に寄与するところ大なるものがありましょう...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...将来の文化に新しいものを寄与する内容があろう...
柳宗悦 「民藝四十年」
...なんの寄与するところはないかもしれない...
吉川英治 「随筆 新平家」
...それは極めて有力に貨物量従って享楽品の数量を増加するに寄与するとはいえ...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
便利!手書き漢字入力検索