...此中に充積する商品は皆日本の文明に寄与する糧であった...
内田魯庵 「灰燼十万巻」
...どのやうに国語教育に寄与するかを具体的に示さうと思ふのである...
時枝誠記 「国語学と国語教育との交渉」
...歴史的運動の車輪の転回に順い又之に寄与するもののみが性格的である...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...却って他の人々が彼を詩人として理解するのを媒介として彼の特色を理解する――個人の自覚されざる歴史的運動に寄与する――ことによってのみ決定せられるのである...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...之等のものが多くは技術の跛行的な発達に寄与する処のものであって...
戸坂潤 「技術の哲学」
...その解決は終局に於てそうした世間一般の必要問題の解決に技術的に寄与する筈の目的を持っていたのだが...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...公が如何なる新観察を齎し来りて国民に寄与するや否やに非ずして...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...探偵小説は何等生活に寄与するものを持っていないに拘らず...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...国民の幸福に寄与することは...
中谷宇吉郎 「科学は役に立つか」
...しかし北海道が日本の経済に最も有効に寄与する...
中谷宇吉郎 「北海道開発に消えた八百億円」
...間接に大きなものに寄与することになる...
久生十蘭 「キャラコさん」
...そしてこの三人と家庭教師とが会話に寄与するところは...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...少しもそれに寄与するところがないと思っていたからである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...東洋の真理を西洋に寄与するためにも...
柳宗悦 「朝鮮の友に贈る書」
...人類の享楽に寄与する貨物として用いられ流通用具として取除けられることのない部分の...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...かかる支払に対しては公債所有者達自身も大いに寄与するであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...それらのものは等しくその所有者の享楽に寄与するであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...寄与するのである...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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