...戯作の低位から小説が一足飛びに文明に寄与する重大要素...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...この歴史的運動に寄与するものが自己の...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...それに寄与する動力因子として時代の又事物の性格が取り出されるのであるが...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...歴史的運動に寄与する処の...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...その解決は終局に於てそうした世間一般の必要問題の解決に技術的に寄与する筈の目的を持っていたのだが...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...反つて彼れに同情を寄与するもの多きは何ぞや...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...もともと正直を知っている寒川鼠骨氏も何か寄与する所があり...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...憲法の誓約する日本の民主化と世界平和とに寄与することを使命として」の言葉をもって我が国立国会図書館法はその劈頭を飾っている...
中井正一 「国立国会図書館について」
...国民の幸福に寄与することは...
中谷宇吉郎 「科学は役に立つか」
...とても多く寄与するであろう区別から始めよう...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...なお結果においてこれを殺すに寄与する原因を挙げなければならぬ...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...今まさにとらんとする行動が他のいずれよりも一般的福祉に寄与するものであるということを確信出来ない限り...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...未来の文化のために寄与する価値をもたないものもある...
宮本百合子 「こういう月評が欲しい」
...少しもそれに寄与するところがないと思っていたからである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...恐らくその考察は将来の日本窯藝史に豊富な材料と内容とを寄与するであろう...
柳宗悦 「工藝の道」
...かかる支払に対しては公債所有者達自身も大いに寄与するであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...それらのものは等しくその所有者の享楽に寄与するであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...インドに於ける植民地経営には寄与するところはなかったのである...
和辻哲郎 「鎖国」
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