...宸襟をやすめ奉るべきのところ...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...陛下が宸襟をなやましたもう国家存亡の場合を弁えず...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...陛下には深く宸襟を悩ませられて...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...恐れ多くも宸襟(しんきん)を悩まし奉ったお詫びに...
高見順 「いやな感じ」
...當時の朝廷における過激な議論に對して非常に宸襟を惱ませられて...
内藤湖南 「維新史の資料に就て」
...帝のご宸襟(しんきん)を安んじてご期待にこたえることができようか...
吉川英治 「三国志」
...帝のご宸襟(しんきん)もそのときには安んじ奉ることができよう...
吉川英治 「三国志」
...どうかもう宸襟(しんきん)を安んじていただきたい...
吉川英治 「三国志」
...宸襟(しんきん)を悩まし給うには及びませぬ」と云い...
吉川英治 「三国志」
...主上の宸襟(しんきん)を安からざらしむ...
吉川英治 「三国志」
...真に宸襟(しんきん)を安めたてまつれりという功も聞かず...
吉川英治 「三国志」
......
吉川英治 「私本太平記」
...上(かみ)の御宸襟(ごしんきん)をやすめ奉った上には...
吉川英治 「新書太閤記」
...御宸襟(ごしんきん)の安からぬ代(よ)を嘆じておりましたが...
吉川英治 「新書太閤記」
...それでは真に宸襟(しんきん)を安んじ奉ることにならないと考えたからであった...
吉川英治 「新書太閤記」
...みな宸襟(しんきん)を悩まし奉るものである...
吉川英治 「新書太閤記」
...御宸襟(ごしんきん)をなやまし奉りました罪...
吉川英治 「新書太閤記」
...朝廷のご宸襟(しんきん)をも泰(やす)んじ奉る唯一の道であると固く正義づけての上の信念であった...
吉川英治 「源頼朝」
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