...やがて一国の宰相の地位にまで昇つたといふ...
太宰治 「お伽草紙」
...佐竹、太宰、佐野次郎、馬場、ははん、この四人が、ただ黙って立ち並んだだけでも歴史的だ...
太宰治 「ダス・ゲマイネ」
...老宰相は夫人が掴(つか)まえられたことを見届けると床の板を剥いだ...
田中貢太郎 「悪僧」
...これ吾人が今日より断言するところにして吾人はただかの二国の皇帝宰相らがこの危険に遭逢(そうほう)するの準備を今日においてなさんことを祈るなり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...何故なら今は形式論理の決定的な独宰を権利づける必要があるのだから...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...葬儀を主宰しました...
豊島与志雄 「三つの悲憤」
...しかし第一流の貴族は必ず天子宰相になるとも限らない...
内藤湖南 「概括的唐宋時代觀」
...もちろん子路が彼等の宰領格(さいりょうかく)である...
中島敦 「弟子」
...宰領の武家中根鉄太郎(なかねてつたろう)は斬られ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...太宰治の死に際して...
宮本百合子 「現代文学の広場」
...局(つぼね)などと言われる狭い短い板の間の戸口に寄って薫の坐(ざ)しているのを片腹痛いことに思う小宰相であったが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...神逼玄宰...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...十月十七日月初めにキリスト(太宰さん)の復活があったから――...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...家庭の太宰さんの...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...数代簪纓(しんえい)の誉れ高くご父祖はみな宰相や大臣の職にあられたのではないか...
吉川英治 「三国志」
...これだけぞ」坊門ノ宰相清忠は...
吉川英治 「私本太平記」
...博多から太宰府に入ったあとでも...
吉川英治 「私本太平記」
...大宰帥(だざいのそつ)十町...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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