...否シエークスピアの客観的なるだに尚且つ全く当代の英国民性を脱却し得ざりしにあらずや...
綱島梁川 「国民性と文学」
...出来るだけ客観的な印象となるわけだ...
戸坂潤 「所謂批評の「科学性」についての考察」
...誰しも学問が歴史社会的に存在している一つの客観的なる現実の存在であることを承知しているであろう...
戸坂潤 「科学方法論」
...選択の原理は価値関係づけ――但しそれは主観的な評価ではなくして客観的な理論的価値関係づけである――に他ならないことが帰結しなければならない...
戸坂潤 「科学方法論」
...科学の分類はこの客観的な関係から導かれねばならない...
戸坂潤 「科学論」
...彼は何よりも客観的な物質界を恐れているのだ...
戸坂潤 「思想としての文学」
...要するにこの客観的な超越的なイデアを...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...客観的な物そのものから...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...皆我いふ所の客観的なり...
正岡子規 「俳人蕪村」
...言い換えれば主観的なものと客観的なものとの統一として技術に属するということができる...
三木清 「解釈学と修辞学」
...単に客観的な真理ではない...
三木清 「親鸞」
...それは自己の保存とか種の保存とかという主観的な欲求と客観的なもの環境的なものとの統一を示している...
三木清 「哲学入門」
...形は主観的・客観的なものであり...
三木清 「哲学入門」
...科学が客観的な見方に立つに反して...
三木清 「哲学入門」
...自然の客観的な法則がこれに向って反逆し...
三木清 「哲学入門」
...且つ客観的な科学性をもって社会事象に向うようになったことである...
宮本百合子 「明日への新聞」
...客観的な達成から見られて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...人間の現実と客観的な諸条件の上に立って...
矢部貞治 「政治学入門」
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