...現代物理学はその問題の客観的な進歩にも拘らず...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...真理の体系に到達出来る客観的な事情の下に置かれている...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...選択の原理は価値関係づけ――但しそれは主観的な評価ではなくして客観的な理論的価値関係づけである――に他ならないことが帰結しなければならない...
戸坂潤 「科学方法論」
...主観的な勝手な願望や希望によって利害の客観的な認識が妨害される時に限って起きるのである...
戸坂潤 「科学論」
...すでに個々の事物や事件を総括した客観的な「世界」を認定しなければ世界観ではない筈だから...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...これが客観的な同情なのである...
戸坂潤 「思想としての文学」
...笑いの客観的な存在形態は喜劇であるから喜劇は特有に論理性を持っている...
戸坂潤 「思想としての文学」
...又彼の正面が彼の存在を成り立たせる客観的な形式(ラスクの場合のように)であるのでもない...
戸坂潤 「性格としての空間」
...それにも拘らずこれはその客観的な運命から判断すれば...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...インテリを社会現象に於ける客観的な平均的な存在と見るのが――サラリーマン説の如き――...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...蕪村の句は蕪村以前の句よりもさらに客観的なり...
正岡子規 「俳人蕪村」
...解釈学はディルタイにおいてのごとく全体性の概念を明らかにしたが、その全体性は、その内在論の立場とも関連して、自我ないし体験の全体性の領域に近くとどまっているに反し、最近のゲシュタルト心理学においては全体性は対象的なもの、客観的なもの、したがってまた或る超越的なものと見られていると考え得るとすれば、(Vgl. Martin Scheerer, Die Lehre von der Gestalt, 1931.)、修辞学の論理はかくのごとく解釈学的立場の内在論を破って超出するものでなければならぬ...
三木清 「解釈学と修辞学」
...知識が客観的なものでなければならぬということは...
三木清 「哲学入門」
...或いはむしろ主観的・客観的なものの論理である...
三木清 「哲学入門」
...歴史主義は歴史において最も客観的なものを見るのであるから...
三木清 「哲学入門」
...かようなものとしてまた最も客観的な立場であるということができる...
三木清 「哲学入門」
...どこまで理性的な客観的な自己の見直しであるか...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そうしてこれ等の趣味の定義や範囲は学者たちの客観的な研究によって決定さるべきもので...
夢野久作 「ナンセンス」
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