...客分として参加している友人には、お土産を用意した方がいいよ...
...今日は会社の大切な人たちが客分で来るから、上司もきちんと挨拶しておいた方がいいね...
...客分の友人も大切に接しなくちゃ...
...飲み会で、初めての人が客分で参加したけど、みんなで適当に盛り上がってたから、楽しく過ごせたよ...
...親戚のおじさんが客分で遊びに来たときには、子どもたちに挨拶をさせてあげた方が良いね...
...お客分竜胆寺家の跡取りであるということが...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...お客分のつもりでいるのが小面憎(こづらにく)いとか...
徳田秋声 「新世帯」
...客分として誰よりも優遇されてゐた私自身が一つも不平を言ふところがない筈だことと...
徳田秋聲 「和解」
...客分の待遇で迎えて来たものです...
中里介山 「大菩薩峠」
...客分になっている宇津木兵馬を口説(くど)きに行くのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...精一杯に頼んで用心棒代りの客分で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その余の者は悉皆(しっかい)何も知らざる客分なり...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...のち佃政一家の客分となり...
正岡容 「浅草燈籠」
...三天狗狩の中で哀れを止めたのは西岡邦之助等の客分だつた...
横瀬夜雨 「天狗塚」
...紐育(ニユウヨオク)の支店で以前荷風君を銀行の客分として部下に使つて居た某某(ぼう/\)二氏は...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...「使者じゃ! 出石藩へ早馬で飛ばせい」「はッ――」「仙石左京之亮(せんごくさきょうのすけ)殿の客分として滞在中の剣客者を...
吉川英治 「剣難女難」
...――急使霧島六弥が仙石家の客分たる稀世の名剣客を招聘(しょうへい)して来たと見える――京極丹後守の前には汗みどろになった霧島六弥が復命をしていた...
吉川英治 「剣難女難」
...客分として迎えましょうと...
吉川英治 「剣の四君子」
...名目を客分として熊本に身を寄せていたのであった...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...細川藩の客分となって...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...お客分の渋沢栄一殿(当時篤太夫(とくだゆう)...
吉川英治 「松のや露八」
...この六方者道場には、親分の下に兄哥(あにき)があり、兄哥の下に乾児(こぶん)があり、その乾児のうちにも古参新参の区別がやかましく、他の客分格だの、仲間の礼儀作法も、誰が立てたともなく、非常に厳密であった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...吉川(きっかわ)藩お客分片山伯耆守(ほうきのかみ)久安様など...
吉川英治 「宮本武蔵」
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