...彼女は宝玉のように輝いていた...
...宝玉を求めて彼らは山々を越えた...
...このペンダントは瑠璃製で、まるで宝玉のようだ...
...宝玉を手に入れたら、旅行に行きたいです...
...宝玉商人が古市場で商売をしている...
...花宝玉はそれでも熱心に...
芥川龍之介 「上海游記」
...指環(ゆびわ)の宝玉きらりと動いて...
泉鏡花 「伊勢之巻」
...偏(ひとえ)にその指環の宝玉の光によって...
泉鏡花 「婦系図」
...ええ、月の真珠、花の真珠、雪の真珠、いずれも一寸の珠(たま)三十三粒(りゅう)、八分の珠百五粒、紅宝玉三十顆(か)、大(おおき)さ鶴の卵、粒を揃えて、これは碧瑪瑙(あおめのう)の盆に装(かざ)り、緑宝玉、三百顆、孔雀(くじゃく)の尾の渦巻の数に合せ、紫の瑠璃(るり)の台、五色に透いて輝きまする鰐(わに)の皮三十六枚、沙金(さきん)の包(つつみ)七十袋(たい)...
泉鏡花 「海神別荘」
...この宝玉も、この指環も、人が見ないでは、ちっとも価値(ねうち)がないのです...
泉鏡花 「海神別荘」
...淫売店にだって時たま真実の宝玉が発見できるだろう...
太宰治 「十五年間」
...この世のまことの宝玉ではなかろうかと思った...
太宰治 「惜別」
...高貴な宝玉が光っている場合が多いのだ...
太宰治 「一つの約束」
...壁には宝玉(ほうぎょく)が塗り込んであった...
田中貢太郎 「藤の瓔珞」
...翌日飾りの入っていた箱を持って宝玉(たま)屋に行った...
――モウパンサン―― 辻潤訳 「頸飾り」
...すべてがほの暗いそうして底光りのする雰囲気(ふんいき)の中から浮き出した宝玉のようなものであった...
寺田寅彦 「青衣童女像」
...それぞれに異(こと)なる光をつつむわれらの宝玉よ...
羽仁もと子 「最も楽しい事業」
...無産階級芸術家の宝玉だ...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...囚人が甘いものを宝玉よりも数十倍も数千倍も...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...宝玉黄金などを巨大な石棺におさめて...
山本周五郎 「山彦乙女」
...宝玉ようの石であった...
山本周五郎 「山彦乙女」
...またと得難き宝玉の身をば離るる心地して...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...『論語』は他の言葉で叙述することのできない無数の宝玉を蔵している...
和辻哲郎 「孔子」
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