...大切な宝ものをとられてしまうからなあ」春木少年は...
海野十三 「少年探偵長」
...宝ものを椋の木の根方に埋めたが...
海野十三 「少年探偵長」
...宝ものが、目の前にとんでいるのに、ざんねんながら手がとどかないのと同じようだ...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...だから、安全な、宝ものの、かくし場所なんですね...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...なにしろ、この宝ものは、怪人四十面相が、ねらっているのですからね...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...十三日の午後十時きっかりに片桐家の宝ものをちょうだいする...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...これから七つの宝ものの部屋を見せてあげよう...
江戸川乱歩 「青銅の魔人」
...この宝ものをもとの持ち主に返すんだ...
江戸川乱歩 「青銅の魔人」
...宝ものを見つけたところへ...
江戸川乱歩 「大金塊」
...宝ものが、こんな手ぢかなところに、かくしてあるとは知らないで、別の穴へまよいこんでしまったんだからね...
江戸川乱歩 「大金塊」
...盗賊が四十人ばかりで王さまのお倉の宝ものを盗み出したのだ...
鈴木三重吉 「ダマスカスの賢者」
...その建前で彼はエセックスとフランス王アンリの重宝ものとなったのである...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...金銀や宝ものがいっぱいつまっていたのです...
豊島与志雄 「長彦と丸彦」
...貝細工を売る店には海の底の宝ものがいつぱいに飾つてある...
中勘助 「銀の匙」
...鳥の落してゆく羽根は天からふった宝ものみたいに子供心に嬉しかった...
中勘助 「島守」
...帆がひっくりかえって――アンポンタンは多分宝ものが沢山積んであるものだろうときめていたからよく見もしないで...
長谷川時雨 「大丸呉服店」
...僕の宝ものなんだよ...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...いやそれはずいぶんと高くつく宝もの(ビヤン)である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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