...つまり速度を加減してその区間を定められた時間で運転出来るようになるまでには...
上田広 「指導物語」
...新らしく定められたそこの二階の私のベッドには...
鷹野つぎ 「窓」
...定められたる運命というべきであろう...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...範囲の定められたるもの...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...これはお釋迦さんの定められた戒律即ち「おきて」でありますから...
内藤湖南 「大阪の町人學者富永仲基」
...向の着手の時に定められたのであるから...
内藤湖南 「支那目録學」
...記紀等には垂仁天皇の御名代を定められたりとの事實見えざれども...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...その場合にも一門だけは残るようにとの東照神君の神謀から水戸だけは堂々尊王の家筋と定められた...
服部之総 「尊攘戦略史」
...または帝室御有(ぎょゆう)の不動産にても定められたきとのことは...
福沢諭吉 「学問の独立」
...シュワン・アレーに定められた教授の宅へは私も時々伺ったが...
三木清 「ハイデッゲル教授の想い出」
...芳賀博士はこの話を『今昔物語』十巻三十八語の原(もと)と見定められた...
南方熊楠 「十二支考」
...假に今日發音的に新しく或る假名を定められたと考へませう...
森鴎外 「假名遣意見」
...騎士のために定められたるこの席を去れかし...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...定められた掟の許に作った...
柳宗悦 「工藝の道」
...そこへ米の供出方法が定められた...
横光利一 「夜の靴」
...玄徳の旅舎は丞相府(じょうしょうふ)のひだりに定められた...
吉川英治 「三国志」
...ここに定められた...
吉川英治 「新書太閤記」
...きょうから戴くわれわれの軍旗を」「御家紋も定められたな」もの珍しげに...
吉川英治 「新書太閤記」
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