例文・使い方一覧でみる「定かでない」の意味
スポンサーリンク...夕闇がかなり深く立ちこめているので女の表情は定かでないが... 
梅崎春生 「日の果て」
...誰にとっても定かでない様子だった...
ジョージ・オーウェル George Orwell The Creative CAT 訳 「絞首刑」
...そこのところは定かでない...
橘外男 「雷嫌いの話」
...さて殿下が何か仰有（おっしゃ）ったような……どうもその辺の記憶が定かでない...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...定かでない...
外村繁 「夢幻泡影」
...道幅も定かでない昔の街路が真直に通っていました...
豊島与志雄 「道標」
...全体がぼやけて形体は定かでない...
豊島与志雄 「囚われ人」
...明暗定かでない空間の下に...
豊島与志雄 「碑文」
...行く先も定かでないであろう...
豊島与志雄 「広場のベンチ」
...地所の境界さえ定かでない...
豊島与志雄 「文学以前」
...真偽のほどは定かでないが...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...まだ腹が定かでないから...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...その足蹟も定かでない...
吉川英治 「剣の四君子」
...五これは忠明が、禄仕の後か、その前の神子上時代のことか、定かでないが、薩摩（さつま）に一話を残している...
吉川英治 「剣の四君子」
...氏素姓（うじすじょう）も定かでない――また...
吉川英治 「新書太閤記」
...夜目なので定かでないが...
吉川英治 「新書太閤記」
...由来も定かでない由...
吉川英治 「随筆 新平家」
...「落ちゆく先とて定かでない...
吉川英治 「源頼朝」
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