...単に利害勘定からいっても...
有島武郎 「小作人への告別」
...魂は定かに六尺の上に聞こしめされん...
高山樗牛 「瀧口入道」
...あたかもこの仮定から私の存在のいかなる作者も追求せらるべきではないということが帰結したかのように称して...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...新聞の概念規定から云って...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...科学者乃至技術家はその技術的素養からいっても生活の安定からいっても...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...六かくて常識は平均値的なものや多数性から来る端初的な概念規定から...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...但しその真偽のほどは定かでありません...
豊島与志雄 「立札」
...道幅も定かでない昔の街路が真直に通っていました...
豊島与志雄 「道標」
...行く先も定かでないであろう...
豊島与志雄 「広場のベンチ」
...安定かつ変更できない...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...フラ/\頭が定かでない...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...前の場合には絶對者の規定から人間の認識への道を取つてゐる...
三木清 「認識論」
...この尊者の生国は定かならず...
南方熊楠 「十二支考」
...去定から三度ばかり注意されたが...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...日曜日の夜の街路に充ちてゐる定かならぬ物音のなかへ消え込んでしまつた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...その何人なるやさえも定かでなかった...
吉川英治 「三国志」
...まだ勝家の生死も定かならねば...
吉川英治 「新書太閤記」
...久し振りに聞く聲だとは思ひながら定かに思ひあたらずにゐると...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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頭の先から足の先まで 虫の知らせ イロハのイ
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