...官符で書かれた古文書を解読するためには、専門の知識が必要です...
...官符が崩れると、文字が読み取りづらくなることがあります...
...私は官符を勉強しているので、書庫での仕事ができます...
...官符を使った暗号が発見された...
...官符は、中国史において大変重要な役割を果たしていました...
...太政官符 土佐国司流人藤井元彦使左衛門府生(さえもんのふしょう)清原武次 従二人門部(かどべ)二人 従各一人右流人元彦を領送のために...
中里介山 「法然行伝」
...太政官符 土佐国司流人藤井元彦右正三位...
中里介山 「法然行伝」
...すでに開かれている荘園の中にある空閑地を後に特別の官符をもって追加開墾させた名残...
柳田國男 「地名の研究」
...官符(かんぷ)を持ちおるかっ」老公は牛車(くるま)の裡(うち)から...
吉川英治 「親鸞」
...地方の庁に官符をもたらす使者などに対してすら...
吉川英治 「平の将門」
...官符の通達された範囲は...
吉川英治 「平の将門」
...ちょうど官符をうけた諸地の地殻が...
吉川英治 「平の将門」
...官符の命に反(そむ)くような事があっては...
吉川英治 「平の将門」
...官符を仰ぎながら...
吉川英治 「平の将門」
...――貞盛の画策に依って発せられた官符の効果だった...
吉川英治 「平の将門」
...「官符は降ったが...
吉川英治 「平の将門」
...官符の令旨にも、服さぬから」「今に、大軍をつくって、都へ上って来ましょうか」「放っておけば、燎原の火、どこまで、野望をほしいままにして来るかわからぬ」「するとやはり、海賊の純友と、噂のような、示し合わせがあるのですな」「知らん...
吉川英治 「平の将門」
...――かくの如く、いつにてもあれ、将門討伐の官命はあることになっているのです」と、貞盛はなおも、官符の写しや、訴状に関する書類を示し、また中央における堂上の空気なども、つまびらかに、為憲に語って、「いま、大功を立てようとするならば、将門を討って、太政官の嘉賞を賜う事が第一でしょう」と、この血気なる地方武者を、煽動した...
吉川英治 「平の将門」
...官符を布令(ふれ)て...
吉川英治 「平の将門」
...官符の御催促は来ているはずですが...
吉川英治 「平の将門」
...将門を召すの官符を奉じて...
吉川英治 「平の将門」
...彼が理を得るの官符を下し賜はんとは...
吉川英治 「平の将門」
...強い者があくまで勝ち、虚構が正直者を圧し、中央の公卿仲間に如才ない者が、ややもすると、官符を受けて、国庁の権や、土地(ところ)の政情をも、私にうごかし得たのだ...
吉川英治 「平の将門」
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