...この体制が全國的に完成せらるれば...
石原莞爾 「新日本の進路」
...雑音がほとんど完全にとれる結果...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...不完全な風船は、廉物(やすもの)の空気枕みたいに、どこからともなく瓦斯(ガス)が漏れて、段々重くなって行った...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...二十万……」「長崎県上海も一時は完了(ワンラ)(しまい)かと思った」俺の周囲では...
高見順 「いやな感じ」
...一日も早く本家の仕送りを完全に断って自立する必要のあることを...
谷崎潤一郎 「細雪」
...又ある完全な統一を求めてはいけない...
田山録弥 「墓の上に墓」
...そういう絵の多くは実によく「完成」されている...
寺田寅彦 「帝展を見ざるの記」
...私は完全に仙臺人となり...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...「万物の最も完全な形は円形である...
豊島与志雄著 「球体派」
...作の美点は残らず完全に感じたのだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...戦後はじめて完全な出版物目録ができるわけである...
中井正一 「国会図書館のこのごろ」
...この大いにして自由なる我を完成するんだ...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...この完全に人間の世界から隔絶された不毛の荒野を行くうちに...
中谷宇吉郎 「『西遊記』の夢」
...エレクテイオンの完成から約二十年たっていた...
野上豊一郎 「パルテノン」
...完全に正気に戻り冷静になりました...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...絶え間もなく相争ふ有様は恰も古代の火論家水論家が剣の間に舌端の火花を飛せて各自の主張を完うしようとした趣きを髣髴させる概があつた...
牧野信一 「ゾイラス」
...枠にはまった流派の完成に近づこうとつい努力する危険があります...
宮本百合子 「歌集『仰日』の著者に」
...それを完成して行ったのであって...
和辻哲郎 「鎖国」
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