例文・使い方一覧でみる「安々」の意味


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...木村の葉子も事務長に抱かれて安々と眠っている時に……...   木村の葉子も事務長に抱かれて安々と眠っている時に……の読み方
有島武郎 「或る女」

...これは決(けつ)してさう安々(やす/\)と考(かんが)へ出(だ)せるはずのものではないのであるが...   これは決してさう安々と考へ出せるはずのものではないのであるがの読み方
今村明恒 「地震の話」

...家康を相手に安々と百両の金子を借り出してきたといへば...   家康を相手に安々と百両の金子を借り出してきたといへばの読み方
薄田泣菫 「小壺狩」

...狸ほど安々と手捕(てどり)に出来る獣(けもの)は外(ほか)に無いさうだ...   狸ほど安々と手捕に出来る獣は外に無いさうだの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...めんどうな積分的計算をわれわれの無意識の間に安々と仕上げて...   めんどうな積分的計算をわれわれの無意識の間に安々と仕上げての読み方
寺田寅彦 「感覚と科学」

...併し科学がそういう具合に安々と教育化されるかどうかは...   併し科学がそういう具合に安々と教育化されるかどうかはの読み方
戸坂潤 「社会時評」

...不幸にして世間はそう安々と同じ調子で「諒解」はしないだろう...   不幸にして世間はそう安々と同じ調子で「諒解」はしないだろうの読み方
戸坂潤 「社会時評」

...竜之助とても安々と眠るわけにはゆきません...   竜之助とても安々と眠るわけにはゆきませんの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...鉄瓶から機関車が安々と生れて来ると思う人は誰もない...   鉄瓶から機関車が安々と生れて来ると思う人は誰もないの読み方
中谷宇吉郎 「科学と国境」

...――彼(か)れは坑夫などの夢にも知りようはずがない漢語を安々と...   ――彼れは坑夫などの夢にも知りようはずがない漢語を安々との読み方
夏目漱石 「坑夫」

...蒸籠(せいろ)二つを安々とやってのけたのは結構だった...   蒸籠二つを安々とやってのけたのは結構だったの読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...安々と息しているのだ...   安々と息しているのだの読み方
林芙美子 「放浪記(初出)」

...かげに廻りては家の書生がと安々こなされて...   かげに廻りては家の書生がと安々こなされての読み方
樋口一葉 「ゆく雲」

...どんな愛想のいい娘でもそう安々と歓迎する筈はないから...   どんな愛想のいい娘でもそう安々と歓迎する筈はないからの読み方
久生十蘭 「魔都」

...おかげで真与太郎はすぐ安々と眠ってしまうが...   おかげで真与太郎はすぐ安々と眠ってしまうがの読み方
正岡容 「我が圓朝研究」

...冬の長夜を安々と睡(ねむ)り去るためには...   冬の長夜を安々と睡り去るためにはの読み方
柳田国男 「雪国の春」

...江戸城を安々と官軍に明け渡してしまったのである...   江戸城を安々と官軍に明け渡してしまったのであるの読み方
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」

...安々と身を横たえたくなって来たらしい...   安々と身を横たえたくなって来たらしいの読み方
吉川英治 「梅里先生行状記」

「安々」の読みかた

「安々」の書き方・書き順

いろんなフォントで「安々」


ランダム例文:
在院      山骨  

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