例文・使い方一覧でみる「安々」の意味


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...その事については割合に安々(やすやす)とした心持ちでいる事ができた...   その事については割合に安々とした心持ちでいる事ができたの読み方
有島武郎 「或る女」

...先刻何事が起つたかも忘れ果てた如く彼等は安々と眼を開いて珍らしげもなくあたりを見て居た...   先刻何事が起つたかも忘れ果てた如く彼等は安々と眼を開いて珍らしげもなくあたりを見て居たの読み方
有島武郎 「潮霧」

...いと安々と彼の希望どおりに運んで行きました...   いと安々と彼の希望どおりに運んで行きましたの読み方
海野十三 「赤耀館事件の真相」

...喜平は自分の眼ひとつで安々と捜(さぐ)り出してゐる...   喜平は自分の眼ひとつで安々と捜り出してゐるの読み方
薄田泣菫 「小壺狩」

...安々と死をもたらすことが出来るのを心より喜んだ...   安々と死をもたらすことが出来るのを心より喜んだの読み方
薄田泣菫 「艸木虫魚」

...かくて高木氏は高点を収めて安々(やす/\)当選した...   かくて高木氏は高点を収めて安々当選したの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...7.僕は貴君にまさかさう安々と私の全財産を取り上げられて默つてゐるわけにはゆかぬ...   7.僕は貴君にまさかさう安々と私の全財産を取り上げられて默つてゐるわけにはゆかぬの読み方
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」

...不幸にして世間はそう安々と同じ調子で「諒解」はしないだろう...   不幸にして世間はそう安々と同じ調子で「諒解」はしないだろうの読み方
戸坂潤 「社会時評」

...かくて安々と玉のような牛の子が...   かくて安々と玉のような牛の子がの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...そう安々とは出て来られないはずだが...   そう安々とは出て来られないはずだがの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...安々と筆が動いて...   安々と筆が動いての読み方
夏目漱石 「それから」

...まるで心太(ところてん)を流すよりも安々と女記者になりすました私は...   まるで心太を流すよりも安々と女記者になりすました私はの読み方
林芙美子 「新版 放浪記」

...」とか「これ位ひのは安々とは見つからないものだらうね...   」とか「これ位ひのは安々とは見つからないものだらうねの読み方
牧野信一 「淪落の女の日記」

...それにしてもおれは何という安々したいい気持になったことであろう...   それにしてもおれは何という安々したいい気持になったことであろうの読み方
室生犀星 「寂しき魚」

...安々とたやすく快楽が享けられるために...   安々とたやすく快楽が享けられるためにの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...しかしそういう特別に飛び離れて偉大な人格が今日もなお世界に存在する如くに見え、大多数の人類がそういう偉大なと見える人格に由って音頭を取ってもらわねばならないという事実が、私の考察では、まだ世界の文化が非常に偏頗(へんぱ)な状態にある証拠であり、従って大多数の人類がウィルソンの提議に現れたような正大な思想を、何の凝滞(ぎょうたい)も曲解も反抗もなしに、空気を吸い水を飲むように、安々と肯定し、受容し、味解することの出来る程度に達していないものであることを思わせます...   しかしそういう特別に飛び離れて偉大な人格が今日もなお世界に存在する如くに見え、大多数の人類がそういう偉大なと見える人格に由って音頭を取ってもらわねばならないという事実が、私の考察では、まだ世界の文化が非常に偏頗な状態にある証拠であり、従って大多数の人類がウィルソンの提議に現れたような正大な思想を、何の凝滞も曲解も反抗もなしに、空気を吸い水を飲むように、安々と肯定し、受容し、味解することの出来る程度に達していないものであることを思わせますの読み方
与謝野晶子 「激動の中を行く」

...養父(おやじ)さんも安々と行く所へも行かれまい」それでも...   養父さんも安々と行く所へも行かれまい」それでもの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

...安々と身を横たえたくなって来たらしい...   安々と身を横たえたくなって来たらしいの読み方
吉川英治 「梅里先生行状記」

「安々」の読みかた

「安々」の書き方・書き順

いろんなフォントで「安々」


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