...彼は守銭奴のように出費を極力減らしている...
...金銭に対して執着心が強い人は守銭奴と呼ばれることもある...
...家計の管理が上手な人は、守銭奴とは違ってゆとりを持って暮らせる...
...彼女は守銭奴で、買い物でも必ず値段を確認する...
...守銭奴的な生活をしているため、趣味を持つことができないという人も多い...
...さうかと思へば Cercidas と云ふ所謂(いはゆる)犬儒派(けんじゆは)の哲学者は「蕩児(たうじ)と守銭奴(しゆせんど)とは黄白(くわうはく)に富み...
芥川龍之介 「澄江堂雑記」
...矢崎は明治十九年の十月には処女作『守銭奴(しゅせんど)の肚(はら)』を公けにし...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...ある守銭奴(しゅせんど)のような老人が...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...老人の守銭奴が莫大な金貨を死蔵していたが...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...それらの人々の中には不人情だとか守銭奴だとか悪声を放つ者もあった...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...全く守銭奴となって...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...あの若さで守銭奴とは...
太宰治 「古典風」
...決して卑(いや)しい守銭奴(しゅせんど)ではない...
太宰治 「新釈諸国噺」
...私の守銭奴(しゅせんど)ぶりに...
太宰治 「春の盗賊」
...金に捉へられゝば守銭奴になつて其自由を失ふ...
田山録弥 「生滅の心理」
...血の赤かった青春のころから知的守銭奴を志望して勉強を始めたのではあるまい...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...余輩あえて守銭奴の行状を称誉するにあらざれども...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...いわゆる守銭奴として世に齢(よわい)せられざることならん...
福沢諭吉 「慶応義塾学生諸氏に告ぐ」
...今は守銭奴計りだ」と吐き出すやうに現代人に対して辛辣な罵言をあびせかけた...
堀口九萬一 「フランソア・コッペ訪問記」
...芝居に為組(しく)まれたりしている守銭奴は...
森鴎外 「雁」
...我々も人真似に守銭奴を脅(おど)して見ようではないかと云つた...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...(ペルシウス)(a)守銭奴はその財宝のいたずらなる保全のために神に祈る...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...守銭奴もまたそうしたであろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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