...「学風がいい学校は偏差値が高い...
...「入学前に学風を調べるのは大切だ...
...「学風が悪いと、勉強に身が入らない...
...「学風が合わないと、友達もできないかもしれない...
...「学風が良いと、自分も勉強しようと思える...
...明治十五年大学予備門に入るに及び大学の学風に薫化せられて眼界の頓に開展するを覚え知識的興味は多様となりたるも化学に対する執着は変ることなく寄宿舎に於ても試験管を弄するを止めざりき...
池田菊苗 「「味の素」発明の動機」
...そういう事を研究することを喜ばないような日本現時の不思議な学風がそういう研究の出現を阻止しているのではないかと疑われる...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...しかしもしも万一これら質的研究の十中の一から生まれうべき健全なるものの萌芽(ほうが)が以上に仮想したような学風のあらしに吹きちぎられてしまうような事があり...
寺田寅彦 「量的と質的と統計的と」
...たとい形式社会学風に云って社会的であろうとも...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...多くの哲学的な(解釈論哲学風の)技術観念の急所の一つで...
戸坂潤 「技術と科学との概念」
...例えば波動力学風の微分方程式を適用するか...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...なるべく学風に適した生徒を取るように賢明な裁断を下すべきだろう...
戸坂潤 「社会時評」
...最もひどく官学風になるからであった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...私が寺田先生の学風の下に入った機縁は...
中谷宇吉郎 「寺田先生の追憶」
...けだし国の政事は、前にもいえる如く、今日の人事にあたりて臨機応変の処分あるべきものにして、たとえば饑饉には救恤(きゅうじゅつ)の備えをなし、外患(がいかん)には兵馬を用意し、紙幣下落すれば金銀貨を求め、貿易の盛衰をみては関税を上下する等、俗言これを評すれば掛引(かけひき)の忙わしきものなるがゆえに、もしも国の学校を行政の部内に入るるときは、その学風もまた、おのずからこの掛引のために左右せらるるなきを期すべからず...
福沢諭吉 「学問の独立」
...年月を経るにしたがい学風の進歩することあらば...
福沢諭吉 「学校の説」
...その学風を伝聞しても...
福沢諭吉 「経世の学、また講究すべし」
...その神官の倅(せがれ)即(すなわ)ち宗太郎の従兄(いとこ)に水戸学風の学者があって...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...四方の学徒その学風を望んでみな先生を宗とし...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...いわゆる「すべからず」の学風が今の学園を支配しているのである...
村山俊太郎 「子どもの世界」
...既にして保は慶応義塾の学風を仄聞(そくぶん)し...
森鴎外 「渋江抽斎」
...これにも相当(そうとう)きこえた人物の名が見えるのはさすがに戦国の学風によるものか...
吉川英治 「神州天馬侠」
...故人卜幽軒(ぼくゆうけん)の学風や趣味によるものであろう...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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