...其光輝長(とこしな)へに有情の人を照らすの偉人と被存候...
石川啄木 「渋民村より」
...「――金融之件も御心配被下千万難有奉存候...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...またなげかわしき事に存候...
高浜虚子 「子規居士と余」
...「千鳥」の原稿料御仰せの通にて可然(しかるべく)かと存候...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...鼠骨(そこつ)でも今日の弥次郎兵衛(やじろべえ)の処は気に入る事と存候...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...「人はいざ心もしらず」とは淺はかなる言ひざまと存候...
正岡子規 「歌よみに與ふる書」
...しかも生を助けて此心願を成就せしめんとする大檀那は天下一人も無く數年來鬱積沈滯せる者頃日(けいじつ)漸く出口を得たる事とて前後錯雜序次倫無く大言疾呼我ながら狂せるかと存候程の次第に御座候...
正岡子規 「歌よみに與ふる書」
...長句の用ゐ方など古今未曾有にてこれを詠みたる人もさすがなれど此歌を勅選集に加へたる勇氣も稱するに足るべくと存候...
正岡子規 「歌よみに與ふる書」
...崇拝してゐる間は誠に歌といふものは優美にて『古今集』は殊(こと)にその粋を抜きたる者とのみ存候ひしも...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...下二句は理屈なり蛇足なりと存候...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...さるにても言葉少し足らぬやうに存候...
正岡子規 「人々に答ふ」
...如何(いかが)の訳にや)雲かかるわたのみなかにあら汐(しお)を雨とふらせて鯨(くじら)浮べり「雨とふらせて」の句この歌の骨子にしてしかもこの歌の瑕瑾(かきん)と存候...
正岡子規 「人々に答ふ」
...定家を狩野派の画師に比すれば探幽と善く相似たるかと存候...
正岡子規 「再び歌よみに与ふる書」
...三行読み下(くだ)し「エート東京辺(へん)は追々暖気に向い候(そうら)えども御地(おんち)はいまだ寒さ烈(はげし)き御事(おんこと)と存候処(ぞんじそろところ)御両親様始め御本家の伯父上伯母上お代どのまで御一同御無事に御暮(おんくら)し被遊候由(あそばされそろよし)何よりの御事と奉賀候(がしたてまつりそろ)...
村井弦斎 「食道楽」
...」「中秋光景被仰下忝奉存候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...殊遇特恩身にあまり難有奉存候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...烟草など喉に行当候様に存候事...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...何分老年と申し覚束(おぼつか)なき事に存候(ぞんじそうろう)...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
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