...はなはだ遺憾と存ずるしだいであります...
浅沼稲次郎 「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」
...合点(がてん)が参られることと存ずる...
海野十三 「人造物語」
...南洋の「ニュージーランド」土人間に存ずる興味ある一個の天地分離説話を掲ぐ...
高木敏雄 「比較神話学」
...著しき差異の存ずるが故に...
高木敏雄 「比較神話学」
...恐らく大臣(おとゞ)は急にはお出ましになるまいと存ずる...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...ここで腹を切るが最上の武士道と存ずる」水野善之助というのがこう申し出でる...
中里介山 「大菩薩峠」
...その間にわれも夫人も花の色の盛りを過ぎては面白い事も出来ぬでないかと羅摩の述懐もっとも千万に存ずる...
南方熊楠 「十二支考」
...其中に存ずる所の古本草経の遺文は学者の共有に属する...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...問題はいかにこれを編次して唐以前の体裁に近づかしむるかに存ずる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...いわゆる伝記は今存ずる所の『津軽藩旧記伝類』ではあるまいか...
森鴎外 「渋江抽斎」
...御案内申す」「大儀に存ずる」一礼して...
吉川英治 「上杉謙信」
...出撃せぬが良策と存ずる」と強硬な態度を示した...
吉川英治 「三国志」
...――客僧の御忠告のほども忝(かたじけの)う存ずる」云いきって...
吉川英治 「新書太閤記」
...これから御挨拶をしに行こうと存ずる」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...お眼にかけとう存ずる...
吉川英治 「新書太閤記」
...首の座につくと聞え渡らば――さこそ都の人々の眼も騒がしからんと存ずる...
吉川英治 「新書太閤記」
...ご苦労に存ずる』と...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...各にも御苦労に存ずる...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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