...異存のない真理に違いない...
芥川龍之介 「少年」
...ただ一時的栄華を羨(うらや)み社会の生存競争場裡(じょうり)に進み入る結果は...
大隈重信 「現代学生立身方法」
...今日存する聖堂は...
大町桂月 「豐島ヶ岡」
...すなわち、欠存は、作用そのもののうちに、これが私から出てくる限りにおいて、内在するのであって、私が神から受取った能力のうちに内在するのではなく、また神に依存する限りにおいての作用のうちに内在するのでもない...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...そこには全く――政治学から区別された処の――社会学的なものしか存在しない...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...「かかる主張の存在に対しては従来の如く輿論を黙過することなく」...
戸坂潤 「社会時評」
...然し国家存立には...
豊島与志雄 「秦の出発」
...私の存在に気が付くと...
中島敦 「環礁」
...自由獨立なる自主的存在を確保した處に存せねばならぬ...
波多野精一 「時と永遠」
...ほんとうに予審判事をご存じなんですか?」「もちろんですとも」と...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...事物は存在し得る」...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...貴女(あなた)は何にも御存知なき様子...
福田英子 「妾の半生涯」
...待ち望んでいた島の調査が思う存分行なえる...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...よし言いおおせたりとてこの種の美は美の中の下等なるものと存(ぞんじ)候...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...自分や他人の記憶や控帳に存せざることも...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...恒久に存続するところの何物もつかまえることができないで失望する...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...この「自分を見る自分」という新しい存在物としての人称が生じてからは...
「純粋小説論」
...もとより異存がない...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
便利!手書き漢字入力検索