...この種の花は、花粉管が短くて子房に到達しないため、手で受粉させる必要がある...
...さうすると子房の中の方が分るからね...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...そして此の柱頭から子房の奥の深くの方にまではいつて行く...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...そして子房は花の下にあっていわゆる下位子房をなし...
牧野富太郎 「カキツバタ一家言」
...子房をもった雌蕋もある...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...その中身はもちろん子房からのものであるが...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...じつはそれは子房ではないのである...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...グミの花は下位子房があると誤認せられるゆえんである...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...子房には上部に短毛あり...
牧野富太郎 「植物記」
...花に在る子房の中の Ovule を胚珠と呼んで誰れも疑わずにいるが元来これは明かな誤認である...
牧野富太郎 「植物記」
...卵ハ大率(おおよそ)子房ノ中ニ居ス……卵ニ胞〔牧野いう...
牧野富太郎 「植物記」
...子房は花後に乾(かわ)いた果実となり...
牧野富太郎 「植物知識」
...花の後(のち)には子房(しぼう)が成熟して果実となり...
牧野富太郎 「植物知識」
...花の底には一つの緑色の子房(しぼう)が立っており...
牧野富太郎 「植物知識」
...雌花(しか)は花下(かか)に三つの翼(よく)ある子房(しぼう)がある...
牧野富太郎 「植物知識」
...足下(そっか)は当世の陶朱子房だから何分播種(はしゅ)しくれと...
南方熊楠 「十二支考」
...漢の張子房(ちょうしぼう)などなら...
吉川英治 「三国志」
...漢の創業四百年の基礎をたてた張子房(ちょうしぼう)にくらべても決して劣るものではない」司馬徽はそう云いながらおもむろに階をおりて一礼し...
吉川英治 「三国志」
...呂望(りょぼう)の才を展(の)べ子房の大器を施(ほどこ)すを...
吉川英治 「三国志」
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