...子供扱いにする気配があったのだ...
梅崎春生 「狂い凧」
...母親からも女房からも自分が子供扱いにされ...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...まるで子供扱いだ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...もう少し観客を子供扱いにしないでおとな扱いにしてもらいたいという気がしたことであった...
寺田寅彦 「映画雑感(4[#「4」はローマ数字、1-13-24])」
...若造の若林もお前はんお前はんで子供扱いであり...
徳田秋声 「縮図」
...いつまでも子供扱いにされてるのに甘えて...
豊島与志雄 「或る女の手記」
...君にまで子供扱いにされて...
豊島与志雄 「自由人」
...中村さんのように子供扱いには出来ません...
豊島与志雄 「変な男」
...子供扱いにするのは無理のないことだというような説もなるほどと聞ける...
中里介山 「大菩薩峠」
...叔父はどこまでも私を子供扱いにしようとします...
夏目漱石 「こころ」
...この細君から子供扱いにされるのを好(す)いていた...
夏目漱石 「明暗」
...まだ子供扱いにしている叔母は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...私を子供扱いにして...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...君がおけいさんをあまり子供扱いにするので...
久生十蘭 「黄泉から」
...てんからおしもを子供扱いにしているので...
矢田津世子 「女心拾遺」
...われわれは子供扱いにしていた...
柳田国男 「故郷七十年」
...われわれを子供扱いにするのか」「つまらんつまらん」もう一人が云った...
山本周五郎 「雪の上の霜」
...いかにも相手を子供扱いしているかのように...
夢野久作 「暗黒公使」
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