...異母兄弟よりも嫡男に権利があるという法律は昔のことです...
...彼は嫡男として家業を継ぐことになった...
...彼女は嫡男の妻として、家族のために尽力している...
...彼は嫡男であることを誇りに思っている...
...彼女は嫡男に生まれたことが幸運だと感じている...
...○そも/\時平公は大職冠九代の孫照(そんせう)宣(ぜん)公の嫡男(ちやくなん)にて...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...時兼は横山権守時広の嫡男なり...
太宰治 「右大臣実朝」
...武蔵守輝国(てるくに)公御嫡男(ちやくなん)に御座あれども...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...元禄の初め頃まで、当美濃国を領した、遠藤家の直系の者であって見れば、山中に貧しい庵(いおり)は結んでいても、今の領主の嫡男、出雲守頼門風情に、媚を呈する理由はありません...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...ただ一人の嫡男を育てたいばかりに...
久生十蘭 「蝶の絵」
...先づ我家の嫡男なる長兄が廢嫡されてゐなければならない...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...陶後は安永七年八月十三日に阿部伊勢守正倫(まさとも)の家臣竹亭頼恭(ちくていよりゆき)の嫡男として生れた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...清蔵に明和元年五月十二日生れの嫡男専之助(せんのすけ)というのがあって...
森鴎外 「渋江抽斎」
...柳生美作守家厳(みまさかのかみいえとし)の嫡男(ちゃくなん)として生れ...
吉川英治 「剣の四君子」
...城主の嫡男の姿が見当らぬという憂(うれ)いの声とが...
吉川英治 「剣の四君子」
...彼の嫡男(ちゃくなん)孫策はまだ幼年だし……」と...
吉川英治 「三国志」
...馬騰の嫡男たる馬超は...
吉川英治 「三国志」
...其許(そこもと)がこのお便りにある足利清女(あしかがせいじょ)どのの御嫡男(ごちゃくなん)かの」「いえ……」と又太郎は...
吉川英治 「私本太平記」
...嫡男(ちゃくなん)の千寿王を...
吉川英治 「私本太平記」
...嫡男(ちゃくなん)の菊池武重を...
吉川英治 「私本太平記」
...「義詮(よしあきら)は都にいる」残してきた最愛の嫡男(ちゃくなん)だけがひたすら彼の心配であった...
吉川英治 「私本太平記」
...甲斐の信玄の嫡男(ちゃくなん)太郎義信(たろうよしのぶ)に...
吉川英治 「新書太閤記」
...〔下野守義朝〕源ノ為義の嫡男...
吉川英治 「随筆 新平家」
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