...私たちの嫌忌している上司に会うのは避けたい...
...彼女は自分を嫌忌する人がいると感じている...
...彼が嫌忌することとは何ですか?...
...嫌忌を抱いていることを隠すのは偽善的だと思います...
...義父母との関係が嫌忌になってしまった...
...われ等の最も嫌忌(けんき)するのは...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...破壞と嫌忌とを通じて眞正に過去を生かし民族精神を生かし民族に對する愛を生かすことの權利を保留しなければならない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...デモクリトス/自然科学に対するアテン人の嫌忌/プラトン...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...かへつて慰安されるのだ!自己嫌忌...
種田山頭火 「旅日記」
...あるいはむしろ嫌忌(けんき)の念をいだいているかのように見える人もある...
寺田寅彦 「科学者と芸術家」
...何かしら人間の進化の道程をさかのぼった遠い祖先の時代の「記憶」のようなものがこの理由不明の畏怖嫌忌(けんき)と結びついているのではないかという疑いが起こし得られる...
寺田寅彦 「自由画稿」
...生徒のこのあだ名から私はどうしても単純な憎悪や嫌忌(けんき)を読み取る事ができない...
寺田寅彦 「亮の追憶」
...両者いずれにたいしても大なる嫌忌(けんき)の念を感ずるのみだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...姦淫は彼に嫌忌(けんき)の情を起こさせるのだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...混乱のうちに形造られてる事物の嫌忌すべき活力に生きているのである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それを人並に鳴らして見る猿のごとき己(おの)れを深く嫌忌(けんき)した...
夏目漱石 「門」
...室生君! 君の如き極端な自己嫌忌者は...
萩原朔太郎 「室生犀星に與ふ」
...これは最も恥ずべき嫌忌すべき暴虐である...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...しかも嫌忌(けんき)のおののきを感じながら...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...畏怖も嫌忌も恐らくは我々以上であって...
柳田国男 「山の人生」
...嘲笑嫌忌の甘受慾(エキシビステンその他)等の経過を見て結局...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...猶併し予等は殖民地の邦人気質が概して下級労働を嫌忌し...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...あのいやな性質に対する嫌忌(けんき)も忘れて...
吉川英治 「江戸三国志」
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