...私たちの嫌忌している上司に会うのは避けたい...
...彼女は自分を嫌忌する人がいると感じている...
...彼が嫌忌することとは何ですか?...
...嫌忌を抱いていることを隠すのは偽善的だと思います...
...義父母との関係が嫌忌になってしまった...
...かへつて慰安されるのだ!自己嫌忌...
種田山頭火 「旅日記」
...よもこれより烈しくはあるまいと思われるほどの憎悪と嫌忌の情を以てそれを見やったものだ...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...あるいはむしろ嫌忌(けんき)の念をいだいているかのように見える人もある...
寺田寅彦 「科学者と芸術家」
...それほどにこの嫌忌の起原が自分には神秘的に思われるのである...
寺田寅彦 「自由画稿」
...この「嫌忌(けんき)の遺伝」は...
寺田寅彦 「自由画稿」
...自分の悪筆に対する嫌忌の情を多量に買い込まされるのである...
寺田寅彦 「年賀状」
...姦淫は彼に嫌忌(けんき)の情を起こさせるのだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...あらゆる種類の嫌忌(けんき)すべき伝説のために...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その嫌忌すべき夫の顔を取除いて...
直木三十五 「ロボットとベッドの重量」
...それを人並に鳴らして見る猿のごとき己(おの)れを深く嫌忌(けんき)した...
夏目漱石 「門」
...室生君! 君の如き極端な自己嫌忌者は...
萩原朔太郎 「室生犀星に與ふ」
...そのこれを嫌忌するの成跡(せいせき)は甚だ美にして...
福沢諭吉 「日本男子論」
...嫌忌――それらが瞬間...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...しかも嫌忌(けんき)のおののきを感じながら...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...畏怖も嫌忌も恐らくは我々以上であって...
柳田国男 「山の人生」
...自己の最も恐怖嫌忌(けんお)する形象物体等に変化したる刹那……等……...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...嘲笑嫌忌の甘受慾(エキシビステンその他)等の経過を見て結局...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...安全と思われかつそこではその利子が最も規則的に支払われる所の職業以外のものに向け変えることについて感ずる嫌忌心が...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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