...私たちの嫌忌している上司に会うのは避けたい...
...彼女は自分を嫌忌する人がいると感じている...
...彼が嫌忌することとは何ですか?...
...嫌忌を抱いていることを隠すのは偽善的だと思います...
...義父母との関係が嫌忌になってしまった...
...破壞と嫌忌とを通じて眞正に過去を生かし民族精神を生かし民族に對する愛を生かすことの權利を保留しなければならない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...デモクリトス/自然科学に対するアテン人の嫌忌/プラトン...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...保護と云ふ思想そのものが既に嫌忌すべきである...
エンマ・ゴルドマン 伊藤野枝訳 「結婚と恋愛」
...かへつて慰安されるのだ!自己嫌忌...
種田山頭火 「旅日記」
...よもこれより烈しくはあるまいと思われるほどの憎悪と嫌忌の情を以てそれを見やったものだ...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...それだから蓄音機は潔癖な音楽家から軽視されあるいは嫌忌(けんき)されるのもやむを得ない事かもしれない...
寺田寅彦 「蓄音機」
...自分の悪筆に対する嫌忌の情を多量に買い込まされるのである...
寺田寅彦 「年賀状」
...嫌忌(けんき)していた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...姦淫は彼に嫌忌(けんき)の情を起こさせるのだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...また実際嫌忌すべきものである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その嫌忌すべき夫の顔を取除いて...
直木三十五 「ロボットとベッドの重量」
...毒蛇のやうな自己嫌忌に惱まされる...
萩原朔太郎 「酒に就いて」
...自己の最も恐怖嫌忌(けんお)する形象物体等に変化したる刹那……等……...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...嘲笑嫌忌の甘受慾(エキシビステンその他)等の経過を見て結局...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...嫌忌もしくは自己恐怖等の心理を感ずるに到り...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...猶併し予等は殖民地の邦人気質が概して下級労働を嫌忌し...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...日頃から彼の最も嫌忌している穢の心配だった...
吉川英治 「平の将門」
...彼らがリカアドウの労賃鉄則と名づけているものと嫌忌をもって語る人々によっては...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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