...どうも戦乱の世の中に厚総も感心しないだろうというので...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...こんな幽邃の美には一向に感心しない...
太宰治 「お伽草紙」
...又しても感心しない相手が選ばれるくらいなら...
谷崎潤一郎 「細雪」
...雑魚寝を起す網嶋』ですか」「地唄と云う奴は長いのは眠くなるばかりであまり感心しないもんだ...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...諸鳥を檻に閉ぢこめてあるのは感心しない...
種田山頭火 「行乞記」
...この町はどうもあまり感心しないよ』『父ちゃん...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...おれは感心しない」と丸山勇仙の顔を見ました...
中里介山 「大菩薩峠」
...あんまり感心しないと...
中里介山 「大菩薩峠」
...これは私の感心しないところである...
新渡戸稲造 「「死」の問題に対して」
...コーンのポタアジュに、ソールのフライ、ターターソース、ティンボールと食ったが、感心しない...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...あまり感心しない...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...ブレナム号がキミのものだって? 冗談なら感心しないな」「ジョージ卿...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...自分の無智を嘆きながらに彼女の多読を別に感心しないのは何故かなどゝ思ふ...
牧野信一 「五月のはじめ」
...一體に他の作品の多くに見えるあまり感心しない趣味と...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...全體としての作品には感心しない人さへこればかりは激稱する絢爛を極めた先生の文章の如き...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...そこで僕は西洋の風俗には感心しない...
三宅花圃 「藪の鶯」
...何でも彼でも日本のものでありさえすればやるというアメリカの風も感心しないし...
柳田国男 「故郷七十年」
...佐佐木茂索氏がぼくに「あの邊は感心しないな...
吉川英治 「折々の記」
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