...これこそ“婆娑羅”な酒(さか)もり景色か...
吉川英治 「私本太平記」
...婆娑羅の欲望でも誇りでも振舞わせておけ...
吉川英治 「私本太平記」
...あの婆娑羅大名の若入道を...
吉川英治 「私本太平記」
...と婆娑羅者(ばさらもの)はいうのである...
吉川英治 「私本太平記」
...人々の婆娑羅には...
吉川英治 「私本太平記」
...さても婆娑羅を知らぬ一徹な御仁(ごじん)かな――と...
吉川英治 「私本太平記」
...婆娑羅者といわるる者の代表だ」と...
吉川英治 「私本太平記」
...婆娑羅(ばさら)な道にあるだけだ...
吉川英治 「私本太平記」
...または婆娑羅大名(ばさらだいみょう)の奢(おご)りだけにほぼ満足しているものか...
吉川英治 「私本太平記」
...生きるからには婆娑羅に世をたのしみ...
吉川英治 「私本太平記」
...こうなれば婆娑羅(ばさら)の本領である...
吉川英治 「私本太平記」
...婆娑羅の婆(ば)の字も知りませぬが...
吉川英治 「私本太平記」
...虚々実々の婆娑羅合戦を展じたものといえなくもない...
吉川英治 「私本太平記」
...彼の婆娑羅(ばさら)な若入道ぶりを...
吉川英治 「私本太平記」
...えせ小鷹手ごとに誰も持ちたれど鳥捕る事はさらになし鉛(なまり)作りの大がたな太刀より優(いう)に拵へて前下がりにぞ指し誇(ほ)らす婆娑羅扇(ばさらあふぎ)の五ツ骨広腰...
吉川英治 「私本太平記」
...旧文化や貴族を侮辱することに惨酷なよろこびすら持っているほかの婆娑羅(ばさら)大名や武士どもではなかったろうか...
吉川英治 「私本太平記」
...これも当世流行の婆娑羅型(ばさらがた)の人物のひとりではあるが、師直の婆娑羅、道誉の婆娑羅、個性さまざまな婆娑羅ぶりの中で、師泰ときては、ひどく単純な――いわば伝統無視の露骨な快楽主義者といったような男だった...
吉川英治 「私本太平記」
...婆娑羅(ばさら)大名の道誉が晩年住んだ所だが...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??