...姿見で髪型をチェックする...
...寝室に姿見を置くと便利だ...
...姿見を見るのが苦手な人もいる...
...姿見で服装を確認する...
...見えない部分の姿を確認するために姿見を使う...
...姿見の前に立っている所を...
芥川龍之介 「開化の良人」
...姿見に向かい三人相顧みて...
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」
...傍正面(わきしょうめん)の姿見に...
泉鏡花 「悪獣篇」
...縁の突当り正面の大姿見に...
泉鏡花 「婦系図」
...姿見の傍(かたわら)にあり...
泉鏡花 「海神別荘」
...脱衣場の冷い大姿見が...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...厠(かわや)に立ちし後姿見えずなるやいな...
太宰治 「HUMAN LOST」
...そこの姿見(すがたみ)をのぞいたとき...
ヴィルヌーヴ夫人 Madame de Villeneuve 楠山正雄訳 「ラ・ベルとラ・ベート(美し姫と怪獣)」
...姿見のなかでも叩くのを止めました...
豊島与志雄 「旅だち」
...姿見のなかを覗きこんでみると...
豊島与志雄 「旅だち」
...宗助は大きな姿見に映る白壁の色を斜(なな)めに見て...
夏目漱石 「門」
...五待つ身につらき夜半の置炬燵、それは戀ぞかし、吹風すゞしき夏の夕ぐれ、ひるの暑さを風呂に流して、身じまいの姿見、母親が手づからそゝけ髮つくろひて、我が子ながら美くしきを立ちて見、居て見、首筋が薄かつたと猶ぞいひける、單衣は水色友仙の凉しげに、白茶金らんの丸帶少し幅の狹いを結ばせて、庭石に下駄直すまで時は移りぬ...
樋口一葉 「たけくらべ」
...二三人の侍女はA老伯爵夫人を彼女の衣裳部屋の姿見の前に坐らせてから...
プーシキン Alexander S Pushkin 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...それは姿見で、唐草模様の浮出した紫檀贋(したんまが)いの縁の、対(むか)うと四角な面(かお)も長方形になる、勧工場(かんこうば)仕込の安物ではあったけれど、兎も角も是が上等室の標象(シムボール)として恭(うやうや)しく床の間に据えてあった...
二葉亭四迷 「平凡」
...姿見の曇りを綺麗に拭つて...
牧野信一 「繰舟で往く家」
...何だかこのごろでは蛇の生殺しにされているかのごとき自分の姿を姿見に映して見ているところのようで毎晩々々師匠のお供をしてでかけていくことが譬えようもない苦患(くげん)のものとなってきた...
正岡容 「小説 圓朝」
...姿見にうつしたが...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...巴里(パリイ)の家の大きな三つの姿見に毎日半襟と着物のつりあひを気にして写し抜いた事などが醜い女の妬(ねた)みのやうに胸を刺すのであつた...
與謝野晶子 「帰つてから」
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