...彼れの手に虜はれとなりおる(whom he holds in bondage)我姉君リオノルス姫が居りまする...
テニソン Tennyson 菅野徳助、奈倉次郎訳 「アーサー王物語」
...七月十日信濃丸にて馨子愛する御姉君に参らす*去廿一日午後無事シヤトルに上陸いたしましたから...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...と面白(おもしろ)げに誘(さそ)ひて座(ざ)を立(た)つ姉君(あねきみ)...
樋口一葉 「曉月夜」
...姉君の皇太后はどんなに御苦労をなすったことか...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...はなやかな美は全然姉君一人のもののように女房たちも認めていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...中の君もわけはわからぬながら姉君の様子を気の毒に思ってながめていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...身にしむことも語って自身の感情を解してくれる姉君を...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...姉君はおおようで...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...父宮も姉君も自分をこの上もない...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...父宮と姉君に死に別れたあとでは片時も生きていられないように故人を恋しく悲しく思っていたが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...丸山の姉君にまゐらす...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...)岡山より姉君遺物到来...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...いかにしてかあの姉君を憎めるがこぼれ幸(ざいわい)にて...
森鴎外 「文づかひ」
...姉君さへかの家にゆきておはすといふに...
森鴎外 「文づかひ」
...姉君の女駕をさらって...
吉川英治 「江戸三国志」
...姉君ではございませぬか」「オオ...
吉川英治 「私本太平記」
...姉君として尊敬をうけている...
吉川英治 「源頼朝」
...「お姉君は、どんな顔していらっしゃるの……...
吉川英治 「源頼朝」
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