...彼女はいつも妙策を思いついて、私たちを助ける...
...この問題を解決するためには、妙策が必要だ...
...難しい問題に対して、妙策を出すのは簡単ではない...
...彼が妙策を出してくれたおかげで、プロジェクトの成功が見込める...
...会議での彼の提案は妙策だったので、皆から称賛された...
...井に成安君を破れるの妙策...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...いつも半分風邪を引いているのが風邪を引かぬための妙策だという変痴奇論(へんちきろん)に半面の真理が含まれているとすると...
寺田寅彦 「変った話」
...この眼に見えない敵を害してクリストフの熱情を傷つけるべき妙策を見出し得ないだけになおさら...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼は種々の妙策を持っていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...テナルディエの一つの妙策だったことも...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...これは妙策だ、幸い人通りもなし、あったところが自分で自分が飛び上るに文句をつけられる因縁(いんねん)はない...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...さう鋭(するど)くもなく敢へて奇(き)手妙策(めうさく)も弄(ろう)せず靜(しづ)かに穩(おだや)かにもみ合つてゐる光景(けい)たるやたしかに「櫻(さくら)かざして」の感(かん)なくもない...
南部修太郎 「下手の横好き」
...七年前「官軍」の主力となった西部諸藩から新たな内乱が起るのに備える一石二鳥の妙策であった...
服部之総 「望郷」
...これを用いんか、奇計妙策、たちまち実際に行われて、この法を作り、かの律を製し、この条をけずり、かの目(もく)を加え、したがって出だせばしたがって改め、無辜(むこ)の人民は身の進退を貸して他の草紙に供するが如きことあらん...
福沢諭吉 「学者安心論」
...この妙策に感服するを得ざるなり...
福沢諭吉 「学者安心論」
...奇略とか妙策とかいうものもない...
山本周五郎 「日本婦道記」
...「ここに大奸曹操を一朝にして殺す妙策があります...
吉川英治 「三国志」
...絶好な妙策であり...
吉川英治 「三国志」
...別に妙策がひとつあります」郭淮は...
吉川英治 「三国志」
...なんぞ良い兵法の理なり、または妙策でも、伺えようかとぞんじまして」「そちもわしも、時親先生には、幼時から多くを学んだ...
吉川英治 「私本太平記」
...ふたりはむろん昌仙がとっさの妙策(みょうさく)でつくった影武者(かげむしゃ)だが...
吉川英治 「神州天馬侠」
...龍興は何か天来の妙策でも思いついたか...
吉川英治 「新書太閤記」
...この妙策には異存がない...
吉川英治 「新・水滸伝」
便利!手書き漢字入力検索