例文・使い方一覧でみる「妖魔」の意味
スポンサーリンク...妖魔退散！（ようまたいさん！）：魔物を追い払うときに使われる決まり文句... 
...妖魔の所業（ようまのしょうぎょう）：邪悪な行いや事件のこと...
...妖魔祓い（ようまばらい）：神職が妖魔や悪霊を払う儀式...
...妖魔界（ようまかい）：妖怪たちが暮らす世界のこと...
...妖魔夜行（ようまやこう）：夜中に現れる妖怪のこと...
...阿弥陀如来なんぞと申す妖魔（ようま）の類（たぐい）を事々しく...
芥川龍之介 「邪宗門」
...妖魔の身邊に引くといふ奇（くす）しき圈（わ）とも看做（みな）さるべし...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...妖魔だ...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...死の城、妖魔の城です...
江戸川乱歩 「鉄塔の怪人」
...一と夏を其妖魔の家に心成らずも日を過して...
江見水蔭 「死剣と生縄」
...妖魔の手でも有るかのように...
江見水蔭 「死剣と生縄」
...＊洛東下岡崎の里より大比叡の方を眺めてよめる妖魔『自我』一妖（えう）こそ見（み）しか...
薄田淳介 「白羊宮」
...暴行などのあらゆる不吉の妖魔がはひつてゐて...
太宰治 「お伽草紙」
...人類に反対する力――妖魔や巨人――即ち圧制者に抗せんがために生きる...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...突然彼方（かなた）より女の泣声聞え来り候間（あいだ）弥（いよいよ）妖魔（ようま）の仕業（しわざ）なるべしと...
永井荷風 「榎物語」
...妖魔（ようま）を払（はら）うべく徹宵（てっしょう）守護（しゅご）に当っているのだという...
中島敦 「名人伝」
...妖魔の行列のやうに廣間へ入つて來ました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...これはかまいたちという妖魔の仕業だとされていた...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...いまだおれを縛りつけるあの謎よ――あの急流やあの水源からの――あの山の赤肌の崖からの――あの秋の黄金色に包みつつおれの周りをめぐった太陽からの――舞うようにおれの前を過ぎていったあの空のいなづまからの――あの雷からあの嵐からの――それこそあの雲がかたちを変えて（青い空のそこだけが）妖魔になったのを目のあたりにして――...
エドガー・Ａ・ポオ Edger A. Poe 「ポオ異界詩集」
...そはまた百千（もゝち）の妖魔をくらます白金（しろがね）の剣ともなりて月光と共に競ふらむ……...
牧野信一 「青白き公園」
...」「然し汝よりも数等醜い妖魔共が到る処に王となつて...
牧野信一 「闘戦勝仏」
...それ丈この老い痴れた妖魔の手管と誘惑から逃れ出づる事は容易で無い...
室生犀星 「愛の詩集」
...妖魔の燈火（ともしび）のように見えた...
吉川英治 「旗岡巡査」
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