...うっすりと青白い光の尾をひいたこの妖星は...
海野十三 「火星兵団」
...(妖星モローが、一たび地球に襲いかかると、月さえ怪しげな運動を始める...
海野十三 「火星兵団」
...彼が奇々怪々なる魔術をもって幻出したる武備の妖星は忽然(こつぜん)としてその光を失うやもとより論をまたざるなり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...一百八の妖星を走らしめたる如く...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...燦(さん)たる一点の妖星(ようせい)が...
夏目漱石 「虞美人草」
...その妄執(もうしゅう)が妖星となって...
吉川英治 「江戸三国志」
...五蘭谷(あららぎだに)を取り囲んだ、神斧山(しんぷざん)の肩から、青白い妖星が、谷間を覗き込んでまたたいている...
吉川英治 「剣難女難」
...天は常よりも怪しげな妖星の光が跳ねおどっていた...
吉川英治 「三国志」
...いつか河原は暮(く)れている――青いぶきみな妖星(ようせい)が...
吉川英治 「神州天馬侠」
...無数の妖星と砕け散って...
吉川英治 「新・水滸伝」
...だから、天体中の徳星は、これを崇(あが)め、邪星妖星は、仙術の咒(じゅ)をもって、封じこめておく...
吉川英治 「新・水滸伝」
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吉川英治 「新・水滸伝」
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