...如何様(いかやう)申し候うても...
芥川龍之介 「尾形了斎覚え書」
...私共は如何様にもあなたにお詫びを致します...
伊藤左千夫 「野菊の墓」
...親分「岩」に率いられてその胸三寸次第で如何様(いかよう)にも突入していったのだった...
海野十三 「キド効果」
...欧州大戦は如何様(いかよう)に終結すべきか...
大隈重信 「列強環視の中心に在る日本」
...果(はた)してこれを如何様(いかよう)に所置(しょち)したろう...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...『ホトトギス』へ掲載の儀は如何様にてもよろしかるべきか...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...理窟をいはば如何様(いかよう)にもいはるるものにして...
津田左右吉 「仏教史家に一言す」
...お光の心は如何様に涼しく感じたであろう...
徳冨蘆花 「漁師の娘」
...長ずるに及んで如何様になるであろうか...
豊島与志雄 「上海の渋面」
...如何様に建てられているのであろうか...
豊島与志雄 「中支生活者」
......
永井荷風 「書かでもの記」
...ではそれは何時如何様にして喪失されていつたのであらうか...
中原中也 「感情喪失時代」
...而して仮令如何様の事あるも...
蜷川新 「天皇」
...如何様(いかよう)に吾等の上に明け来たるや...
シモン・ニューコム 黒岩涙香訳 「暗黒星」
...如何様(いかよう)にもしてこの鎖国の日本を開(ひらい)て西洋流の文明に導き...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...如何様(どんな)に口惜(くや)しかったでしょう...
二葉亭四迷 「平凡」
...どう思う」レックミア侍従が如何様(いかよう)にでも対処致しますと答えた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...此(この)上は如何様(いかやう)の御(お)相手をも辞するもので無い」と言ひ切つた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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