...如何様(いかやう)申し候うても...
芥川龍之介 「尾形了斎覚え書」
...右之仕置大方に候而御国元より国之下知未断之故国俗壊行候儀役人之曲事と被仰付候はゞ我々可及迷惑候間前以申出候若恨に可被存人は羽地合手に可成候少も一身惜不申候国中の恥辱には替間敷候如何様返答可承候と書いてあります...
伊波普猷 「琉球史の趨勢」
...親分「岩」に率いられてその胸三寸次第で如何様(いかよう)にも突入していったのだった...
海野十三 「キド効果」
...如何様なる巨額の報酬でもお支払いいたす...
海野十三 「地軸作戦」
...五笠森判事の心理試験が如何様に行われたか...
江戸川乱歩 「心理試験」
...これを如何様(いかよう)にして実現すべきか...
大隈重信 「永久平和の先決問題」
...国家がそのために如何様(いかよう)な運命に陥ろうとも関知せぬのだ...
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」
...実際彼等は如何様(どんな)に威張(いば)っても...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...如何様(どのよう)な微細な事までも...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...東京は如何様(どんな)に困るだろう...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...お光の心は如何様に涼しく感じたであろう...
徳冨蘆花 「漁師の娘」
...お光の心は如何様に淋しくあわれに感じたであろう...
徳冨蘆花 「漁師の娘」
......
永井荷風 「書かでもの記」
...而して仮令如何様の事あるも...
蜷川新 「天皇」
...その教育は如何様にして何の書を読ましめ何の学芸を授くるも...
福沢諭吉 「政事と教育と分離すべし」
...下宿屋も如何様(どんな)に助かるか知れないッてね...
二葉亭四迷 「平凡」
...さて和歌は如何様(いかよう)に改良すべきかと尋ね候へば...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...それならば文字は如何様に変へてもよろし...
正岡子規 「人々に答ふ」
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