...如何様(いかやう)申し候うても...
芥川龍之介 「尾形了斎覚え書」
...然(しか)らざる下層民の階級に属する者との数の比較は如何様(いかよう)になるか...
大隈重信 「永久平和の先決問題」
...この中心が憲法を実施されて後に如何様(いかよう)に変ったか...
大隈重信 「勢力の中心を議会に移すべし」
...しかし少しにても経済的のことならば改むるに憚(はばか)らずそれらは御考にて如何様(いかよう)とも可被成(なさるべく)候...
高浜虚子 「子規居士と余」
...万一改俊(かいしゅん)不致候わば如何様(いかよう)にも成敗可仕(つかまつるべく)...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...東京は如何様(どんな)に困るだろう...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...お光の心は如何様に淋しくあわれに感じたであろう...
徳冨蘆花 「漁師の娘」
...近代の資本主義が如何様に構成されているかを説明せんがためであり...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...長ずるに及んで如何様になるであろうか...
豊島与志雄 「上海の渋面」
......
永井荷風 「書かでもの記」
...如何様(いかよう)の人にござりしや...
中里介山 「大菩薩峠」
...その一千〇八年前は如何様(いかよう)の時代でござったか...
中里介山 「大菩薩峠」
...「如何様にもお詫いたす」「これは貴いお方の御隠居様が...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...前略本月は決算月ですから是非々々数日中に御送金下さい如何様お願いします右としてあった...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...同志は如何様(いかよう)の余裕ありて...
福田英子 「妾の半生涯」
...下宿屋も如何様(どんな)に助かるか知れないッてね...
二葉亭四迷 「平凡」
...翻訳は如何様(いかよう)にすべきものか...
二葉亭四迷 「余が翻訳の標準」
...「入らっしゃい」とも「如何様」とも何とも云わないから...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
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