...如何様(いかやう)申し候うても...
芥川龍之介 「尾形了斎覚え書」
...更にそれ等を如何様に運搬し...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...右之仕置大方に候而御国元より国之下知未断之故国俗壊行候儀役人之曲事と被仰付候はゞ我々可及迷惑候間前以申出候若恨に可被存人は羽地合手に可成候少も一身惜不申候国中の恥辱には替間敷候如何様返答可承候と書いてあります...
伊波普猷 「琉球史の趨勢」
...然(しか)らざる下層民の階級に属する者との数の比較は如何様(いかよう)になるか...
大隈重信 「永久平和の先決問題」
...国家がそのために如何様(いかよう)な運命に陥ろうとも関知せぬのだ...
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」
...如何様とも工夫し追て仕払い可仕候」そんな工合で工事なかばに苦境に陥ったが...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...しかし少しにても経済的のことならば改むるに憚(はばか)らずそれらは御考にて如何様(いかよう)とも可被成(なさるべく)候...
高浜虚子 「子規居士と余」
...『ホトトギス』へ掲載の儀は如何様にてもよろしかるべきか...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...如何様(どん)な印象(いんしょう)を与うるであろうか...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...余の心は如何様(どんな)に躍(おど)ったであろう...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...四季刻々うつりかわる景色が如何様(どんな)に面白く珍らしく見えたであろう!背戸(せど)の柳(やなぎ)緑の糸をかけそめて枯葦の間からぽつぽつ薄紫の芽がふく頃となれば...
徳冨蘆花 「漁師の娘」
...近代の資本主義が如何様に構成されているかを説明せんがためであり...
豊島与志雄 「現代小説展望」
......
永井荷風 「書かでもの記」
...「如何様にもお詫いたす」「これは貴いお方の御隠居様が...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...如何様(いかよう)にも御所置も之(これ)有べき事如何(いかが)御座候や...
服部之総 「志士と経済」
...同志は如何様(いかよう)の余裕ありて...
福田英子 「妾の半生涯」
...下宿屋も如何様(どんな)に助かるか知れないッてね...
二葉亭四迷 「平凡」
...此(この)上は如何様(いかやう)の御(お)相手をも辞するもので無い」と言ひ切つた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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