...三十「カタリナはこの前会うた時分より女っぷりが一段上ったのと違うか知らん...
谷崎潤一郎 「細雪」
...病気してすばらしく女っぷりがあがったね...
徳田秋声 「縮図」
...惜しい事には母(おっか)さんに肖(に)て少し反歯(そっぱ)だが――」「あんた!」「目じりをもう三分(ぶ)上げると女っぷりが上がるがな――」「あんた!」「こら...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...道中馴れたお角の歯ぎれのいい女っぷりに...
中里介山 「大菩薩峠」
...上々の女っぷりだったんだそうだがな...
中里介山 「大菩薩峠」
...頼んでも来てもらいたいようなキッパリとした女っぷり...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...このごろ女っぷりがあがったぜ」「よう...
山本周五郎 「季節のない街」
...おめえなかなか女っぷりがいいじゃねえか」「あらいやだ...
山本周五郎 「ゆうれい貸屋」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??