...その相手には奇計を用いて勝利を目指そう...
...奇計を用いて、逆に相手の作戦を狂わせた...
...奇計を練るのも大変だったが、成功したときの達成感は格別だった...
...奇計百出の将軍は、大勢の兵を率いて戦場に立った...
...じつは、彼女の思いついた奇計が、このプロジェクトを成功に導いた...
...咄嗟(とっさ)に一(いつ)の奇計を得たり...
泉鏡花 「活人形」
...菊江は褐腐(こんにゃく)の奇計(きけい)を話して笑った...
田中貢太郎 「女の怪異」
...が、考えてみると、この奇計も、やっぱり、少年だけの智慧(ちえ)しかないとおもった...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...何を苦しんで露見の惧(おそ)れのあるやうな馬鹿な奇計を用(もち)ひるでせう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...なおも奇計妙策をめぐらして...
福沢諭吉 「学者安心論」
...これを用いんか、奇計妙策、たちまち実際に行われて、この法を作り、かの律を製し、この条をけずり、かの目(もく)を加え、したがって出だせばしたがって改め、無辜(むこ)の人民は身の進退を貸して他の草紙に供するが如きことあらん...
福沢諭吉 「学者安心論」
...ヤッペはある突撃を遂行した――あらかじめ工夫しておいたらしい奇計を用いたのである...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「なぐり合い」
...落ち著て種々の奇計神策を煉た事と察する...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...しかもその二路(ふたみち)とも嶮隘(けんあい)で奇計を伏せて打つには絶好なところですから...
吉川英治 「三国志」
...難所に奇計をもうけ...
吉川英治 「新書太閤記」
...のるか、そるかの、奇計だが、首尾(しゅび)よくゆけば、徳川家康も、北畠信雄(信長の遺子)も、この手にツバして、捕虜(とりこ)としてみせることができよう」勝入(しょうにゅう)は、やりたいのだ...
吉川英治 「新書太閤記」
...自分の描いた奇計に...
吉川英治 「新書太閤記」
...奇計をめぐらし過ぎて...
吉川英治 「新・水滸伝」
...奇計とはまだ何のことか...
吉川英治 「新・水滸伝」
...彼らのもたらしてきた奇計なども...
吉川英治 「新・水滸伝」
...たびたび奇計に懲(こ)りていたので...
吉川英治 「新・水滸伝」
...それが、礪波山(となみやま)の一戦で、義仲の奇計に、いちど敗地にまみれてから、形勢は急転直下、変ってしまった...
吉川英治 「源頼朝」
...すぐその奇計にとりかかる決意を洩らしたが...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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