...これはまた今日の葛卷の頭のなかさながらの奇異である...
小穴隆一 「二つの繪」
...老人の精神状態がいよ/\奇異であるために...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...極めて正当な思想をもっているこの著者が、この思想を実行に移せば与えられるであろう所の愉快と名誉とを、かくも故(ことさ)らに捨てたのは、奇異である...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...奇異であるとすれば...
室生犀星 「玉章」
...老成を模す風があるのは奇異である...
吉川英治 「折々の記」
...一見奇異であるが...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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