...彼女は失意のどん底にあった...
...彼は失意に打ちひしがれた...
...今、失意の中にいて何をするべきか分からない...
...彼女は失意を克服し、復活した...
...失意の時こそ、自分を取り戻すチャンスだと思っている...
...失意の人として絶望のうちに死んだ...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...つひには東大寺から追放されて失意の流浪生活にはひり...
太宰治 「右大臣実朝」
...かならずどん底の失意に襲われるのは...
太宰治 「正義と微笑」
...失意の情が見る見る色に表われて...
谷崎潤一郎 「秘密」
...二十八歳の休職士官が失意失恋故山に悶死(もんし)するまで...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...ともすれば失意におちいりがちな彼女を勇氣づけて最初の詩集を發表させた恩人であり...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...失意の人々の中には董狐(とうこ)の筆を振って縲紲(るいせつ)の辱(はずかしめ)に会うものもあり...
永井荷風 「西瓜」
...当時失意の境遇にあるこの人材...
中里介山 「大菩薩峠」
...後年ワグナーが失意と貧困とにさいなまれて...
野村胡堂 「楽聖物語」
...綾之助を失意のものにさせまいと...
長谷川時雨 「竹本綾之助」
...一人の女がためらつてさへゐれば好い……目のあたりに見ながらそれを失はなければならぬ失意の人間に私達がさせられるには...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「窓」
...ふてくされた失意の男は...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...失意の底にあった八束には...
山本周五郎 「竹柏記」
...失意の子のために...
吉川英治 「三国志」
...失意と辱を抱いて落ちてきた客が...
吉川英治 「三国志」
...この事はまた大きな失意を彼に加えた...
吉川英治 「三国志」
...まったく失意の人でもある...
吉川英治 「私本太平記」
...で失意のうちに隠退してコスモグラフィーと航海術との研究に専念していたが...
和辻哲郎 「鎖国」
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