...彼女は失意のどん底にあった...
...彼は失意に打ちひしがれた...
...今、失意の中にいて何をするべきか分からない...
...彼女は失意を克服し、復活した...
...失意の時こそ、自分を取り戻すチャンスだと思っている...
...やがてまた最大の失意を胚胎(はいたい)し来るの時代たるなからむや...
石川啄木 「閑天地」
...失意(しつい)に嘆(なげ)いてる人などに...
伊藤左千夫 「廃める」
...尋常の失意に泣けども...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...遠く征韓論の決裂によって多くの失意者を野に放ったことに帰さねばならない...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...二十八歳の休職士官が失意失恋故山に悶死(もんし)するまで...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...尚依然として『星の天下』たらむことを望めり『星の天下』を奪はむとするものは唯だ星氏の爲に失意の地に落ちたる一部の人士のみ横濱埋立事件に關して星氏に反對せる信州組の如きは...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...これに対して失意の憾(うら)みの生ずべき筈はない...
永井荷風 「百花園」
...失意にも思はれない様子は...
夏目漱石 「それから」
...失意にも思われない様子は...
夏目漱石 「それから」
...失意のうちに年老いてじりじりと夕暮を迎えねばならぬとしたら...
原民喜 「冬日記」
...ふてくされた失意の男は...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...失意が癒(い)やされないこともない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...英国を失意の身で去った人物じゃない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...さるに數奇失意の人は造化を怨み...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...「苦しみつつはたらけ」それはそのころ私の絶望や失意を救ってくれた唯一(ゆいいつ)の本...
山本周五郎 「青べか物語」
...失意の底にあった八束には...
山本周五郎 「竹柏記」
...「父の一生は失意に終った」と...
山本周五郎 「花も刀も」
...父には失意の時代であったようだ...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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