...彼女は失意のどん底にあった...
...彼は失意に打ちひしがれた...
...今、失意の中にいて何をするべきか分からない...
...彼女は失意を克服し、復活した...
...失意の時こそ、自分を取り戻すチャンスだと思っている...
...省作の胸中は失意も憂愁もないのだけれど...
伊藤左千夫 「春の潮」
...失意か、得意か、さっぱり分らない...
海野十三 「共軛回転弾」
...○日本紀略(きりやく)(抄録に巻序を失意せり)○扶桑略記(ふさうりやくき)(巻卅三)〇日本史(し)(百卅三)の列伝(れつでん)(五十九)〇菅家御伝記(神統(かみのみすゑ)菅原陳経(のぶつね)朝臣御作正史によられたれば証とすべし)其余(そのよ)虚実(きよじつ)混合(こんがふ)したる古今の書籍(しよじやく)枚挙(まいきよ)すべからず...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...はては惑(まど)ひのとやかくと、熱き情のふと消え行くらんやう覚えて、失意より沈黙へ、沈黙より冷静に、かくて苦笑に止まらん願ひ、とはにと言はじ、かくてしばしよと思へば悲しくもあらじ...
田山花袋 「田舎教師」
...そして私の失意や希望や意志とは全く無関係に歳末と正月が近づきやがて過ぎ去った...
寺田寅彦 「厄年と etc.」
...尚依然として『星の天下』たらむことを望めり『星の天下』を奪はむとするものは唯だ星氏の為に失意の地に落ちたる一部の人士のみ横浜埋立事件に関して星氏に反対せる信州組の如きは...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...中流社会の生活伝統といったものが、黴もはやさず、花も咲かせず、しっとりと落付いている恰好で、万事万端につけて、貧相な点もなく、贅沢な点もなく、野心もなく、失意もなく、まさに中庸を得ているというわけなのである...
豊島与志雄 「坂田の場合」
...ともすれば失意におちいりがちな彼女を勇氣づけて最初の詩集を發表させた恩人であり...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...僕はそれから失意のうちに豫定の如く七月を以て開業した...
長塚節 「開業醫」
...境遇が急に失意の方面に一転した時...
夏目漱石 「道草」
...綾之助を失意のものにさせまいと...
長谷川時雨 「竹本綾之助」
...あの時の僕を考えて見れば、確かに、失意と、惨めさの意識との中で呻吟(しんぎん)して、自らを呪詛(じゅそ)する季節にいたのだ...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...私達の失意は一瞬にして力づけられ...
堀辰雄 「詩集「窓」」
...「得意淡然失意泰然」とかいう辞句は時利あらず...
宮本百合子 「新しい潮」
...見よ清教徒は失意の時に清くして...
山路愛山 「信仰個条なかるべからず」
...喜怒哀楽、失意得意、それらの生活の変化もあろうとしてもありません...
吉川英治 「江戸三国志」
...彼の失意も空洞(うつろ)とまではならずに忘れかけていた...
吉川英治 「私本太平記」
...いまは失意の貧しい生活(たつき)を...
吉川英治 「新・水滸伝」
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