...木は長い間に皆な腐つて跡方も無く消え失せるので今日に残つて居るのは極く稀に玉製のものなどもあるが...
會津八一 「支那の明器」
...この世から間もなくごく下劣なならず者が一人消え失せるだろうということだ!」老人めの激怒は恐しいものだった...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...それは自分とみじんのつながりも無くなってたちまち消え失せる「科学の幽霊」に過ぎないのだという事をも...
太宰治 「人間失格」
...そう云う疑念も立ちどころに消え失せるのが常であった...
谷崎潤一郎 「細雪」
...それがまた消え失せる――いつまで? おそらく永遠に?――消え失せるだろうということを知って...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...芸術と人とは太陽にのみ込まれて共に消え失せるがいい! それらは太陽を見ることを妨げるのだ……...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...妻に集中すべき愛情が一般女性の上に散り失せるということは...
豊島与志雄 「理想の女」
...彼女には世界が消え失せるような気がした...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...唇からサツと血の氣が失せると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...いつしか消え失せることは可能である...
波多野精一 「時と永遠」
...我今善法を退失せるは皆衆生に由(よ)る...
南方熊楠 「十二支考」
...加工し工夫するなら生命は失せるであろう...
柳宗悦 「工藝の道」
...この怨みの脱け殻の鼓とその血統は今日を限りにこの世から消え失せるのだ...
夢野久作 「あやかしの鼓」
...ほかの連中はイザとなると逃げ失せる亡国の民だよ...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...その声もフッツリと消え失せるような場合が非常に多いのであった...
夢野久作 「木魂」
...これで他殺の証拠も消え失せるし...
夢野久作 「暗黒公使」
...今度は世界が消え失せるばかりの大地震...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...ここの軒から立つ気も失せる...
吉川英治 「宮本武蔵」
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