...神を棄ててしまえばこの呟きも失せる...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...首脳が失せると思想が混沌たる状態に陥って来るのである...
大隈重信 「始業式に臨みて」
...その劣った団体はことごとく負けて滅び失せるに定まっているゆえ...
丘浅次郎 「我らの哲学」
...三人の子供を呑み込んで消え失せる...
千家元麿 「自分は見た」
......
鶴彬 「鶴彬全川柳」
...溶け失せるのを悲しむというよりか...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...彼女が現れたときには写真とともに消え失せるという寸法だ...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「ボヘミアの醜聞」
...しかしどんな妻の姿も、忽ち消え失せる...
外村繁 「夢幻泡影」
...消え失せることだ……...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...芸術と人とは太陽にのみ込まれて共に消え失せるがいい! それらは太陽を見ることを妨げるのだ……...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...妻に集中すべき愛情が一般女性の上に散り失せるということは...
豊島与志雄 「理想の女」
...いずれへか消え失せる...
中里介山 「大菩薩峠」
...全ての希望は消え失せる...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...一一須弥壇下の闇の中――手と手を取り合ったが、雪之丞、闇太郎、多言の場合でない――「外へ――早く! 宿へ戻るがいい」「かたじけない」外の気配を、じっと、うかがった雪之丞、ふたたび、引き戸をあけて、つい、一瞬に、すがたは、もう、消え失せる...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...有効な行為はじきに消え失せる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...けれども直ぐに消え失せる...
夢野久作 「白髪小僧」
...不思議や妾は自分の身体(からだ)の血が消え失せるように思いまして...
夢野久作 「白髪小僧」
...今度は世界が消え失せるばかりの大地震...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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