...それが為めに私自身を見失うまでにその為めに没頭することが出来ない...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...産を悉く失うも宜(よろし)い...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...八十パーセント以上を失うかもしれない...
海野十三 「第五氷河期」
...最近にその自信を失う様な事件が起った訳ですね」「僕だって...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...今日教育ある一部の人々の間に宗教が全く勢力を失うにいたったのは...
丘浅次郎 「教育と迷信」
...その孫の光甫(こうほ)や甥(おい)の子光琳(こうりん)および乾山(けんざん)の立派な作もほとんど光を失うのである...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...所在不分明となって国土の重宝を永遠に失うというおそろしい結果になるやも知れぬ...
太宰治 「新釈諸国噺」
...あんたの感情尊重する余裕失うてました...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...科学は科学らしさを失うもののように...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...もはや対社会的な指導力を失う時だ...
戸坂潤 「読書法」
...国のためには財を失うのみならず...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...誤認逮捕の場合は警視庁の職を失う危険も覚悟している...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...わが眼は夢見心地に光を失う時も――真昼の偽りが我から押し隔てていたもの...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...この石変化の物に逢わばたちまち色を失うからだ...
南方熊楠 「十二支考」
...しかしこれに読み耽ることから我々の至上の宝ともいうべき陽気さと健康とを失うくらいならば...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...美はいつか生命を失うであろう...
柳宗悦 「工藝の道」
...知に止まる者はいつも信を見失うではないか...
柳宗悦 「工藝の道」
...妻を失うことは、夫にとってすべてを失うことである...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
