...大きな太息をついた...
...彼女は太息混じりに「疲れた」とつぶやいた...
...太息のつくような恋愛映画を見て泣いた...
...つらい気持ちを太息で吐き出す...
...もう一度深呼吸をして、大きな太息をついた...
...思はず深々(ふかぶか)と太息(といき)つきしが...
高山樗牛 「瀧口入道」
...吁々(あゝ)と吐(は)く太息(といき)に覺えず我れに還(かへ)りて首(かうべ)を擧(あ)ぐれば日は半(なかば)西山(せいざん)に入りて...
高山樗牛 「瀧口入道」
...ひそかに腹の中で太息(ためいき)を吐(つ)いていた...
近松秋江 「うつり香」
...早く足を洗って堅気にならなけりゃいけないよ」「ほんとに私もそう思うよ」お宮は太息(ためいき)を吐(つ)くようにしていった...
近松秋江 「うつり香」
...また続けて太息が出る...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...老婦人はただ太息(といき)つきて頭(かしら)を下げつ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...ややありて声を低くし「で――はどちらにおいでなさいますので?」「台湾にまいったそうでございます」「台湾!」老婦人は再び太息つきぬ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...太息(ためいき)をつく)お登世 おッかさん...
長谷川伸 「瞼の母 二幕六場」
...女子(をなご)の太息(といき)に胸(むね)の雲(くも)を消(け)して...
樋口一葉 「軒もる月」
...何(なん)だ老耄奴(おいぼれめ)が?』海龜(うみがめ)は深(ふか)くも長太息(ためいき)を吐(つ)いて...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...「はあ」と熱い太息(といき)をもらした...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...世間てものもあるし」とさぶは太息(といき)をつきながら云った...
山本周五郎 「さぶ」
...こういうときのためなんですね」梅八はほっと太息(といき)をついた...
山本周五郎 「新潮記」
...ああと絞めつけられるように太息(といき)をつき...
山本周五郎 「日本婦道記」
...おめでとう」そして半兵衛は長い太息をつき...
山本周五郎 「風流太平記」
...松山どのからもあらましうかがっているのです」「それは困った」と甲斐は太息(といき)をついて云った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...いくらかでもお役に立つのではないかと思ったのです」甲斐は「ああ」と太息をついた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...太息(といき)をつき...
山本周五郎 「山彦乙女」
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