...僅かに屋根の大棟に煙抜きらしいものがあるだけである...
田畑修一郎 「出雲鉄と安来節」
...暁の明星大光芒を放ち、北斗大棟に立つ...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...その廃殿の大棟が...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...江戸でも名誉の大棟梁...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...江戸でも名譽の大棟梁...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...歴とした大棟梁で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...旧家百年の大棟木だの土倉だの四隣の木々は...
吉川英治 「新・水滸伝」
...この西八条の大棟(おおむね)に...
吉川英治 「親鸞」
...大棟(おおむね)の両端にある鴟尾(しび)のはね返った形や...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...ひどく寸のつまっている大棟(おおむね)も...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...ひどく寸のつまつてゐる大棟も...
和辻哲郎 「月夜の東大寺南大門」
...大棟の鴟尾のところから四隅の軒先へ流れ下る降り棟の線であるが...
和辻哲郎 「西の京の思ひ出」
...例へば最も上にある大棟の線とか...
和辻哲郎 「西の京の思ひ出」
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