...株価の大底を打つタイミングを狙って投資する...
...商売で大底を打って、以後は回復傾向にある...
...その映画は大底を打ってから評価が高くなった...
...大底になる前に、状況を打開する方策を考えるべきだ...
...この商品は大底で買っても損はしないと思う...
...まづ學問(がくもん)といふた處(ところ)が女(おんな)は大底(たいてい)あんなもの...
樋口一葉 「經つくゑ」
...大底(たいてい)にお心(こヽろ)を定(さだ)め給(たま)へ...
樋口一葉 「經つくゑ」
...それはどういふ子細でと父も母も詰寄つて問かかるに今までは黙つてゐましたれど私の家(うち)の夫婦(めをと)さし向ひを半日見て下さつたら大底が御解りに成ませう...
樋口一葉 「十三夜」
...阿関(おせき)の事なれば並大底でこんな事を言ひ出しさうにもなく...
樋口一葉 「十三夜」
...夫(そ)れは何(ど)ういふ子細(しさい)でと父(ちゝ)も母(はゝ)も詰寄(つめよ)つて問(とひ)かゝるに今(いま)までは默(だま)つて居(ゐ)ましたれど私(わたし)の家(うち)の夫婦(めをと)さし向(むか)ひを半日(はんにち)見(み)て下(くだ)さつたら大底(たいてい)が御解(おわか)りに成(なり)ませう...
樋口一葉 「十三夜」
...夫れは何ういふ子細でと父も母も詰寄つて問かゝるに今までは默つて居ましたれど私の家の夫婦(めをと)さし向ひを半日見て下さつたら大底御解りに成ませう...
樋口一葉 「十三夜」
...阿關の事なれば並大底で此樣な事を言ひ出しさうにもなく...
樋口一葉 「十三夜」
...かういふ身の不幸(ふしあはせ)だとか大底の女(ひと)は言はねばならぬ...
樋口一葉 「にごりえ」
...私が處へ來る人とて大底はそれと思しめせ...
樋口一葉 「にごりえ」
...大底(たいてい)におしよ卷紙(まきがみ)二尋(ふたひろ)も書(か)いて二枚(まい)切手(ぎつて)の大封(おほふう)じがお愛想(あいさう)で出來(でき)る物(もの)かな...
樋口一葉 「にごりえ」
...かういふ身(み)の不幸(ふしあはせ)だとか大底(たいてい)の女(ひと)はいはねばならぬ...
樋口一葉 「にごりえ」
...お高はあきれて力ちやん大底におしよといへども...
樋口一葉 「にごりえ」
...私が処へ来る人とても大底(たいてい)はそれと思(おぼ)しめせ...
樋口一葉 「にごりえ」
...話さないでもお前は大底しつてゐるだらうけれど今の傘屋に奉公する前はやつぱり己れは角兵衛の獅子(しし)を冠つて歩いたのだからと打しをれて...
樋口一葉 「わかれ道」
...話さないでもお前は大底しつて居るだらうけれど今の傘屋に奉公する前は矢張己れは角兵衞の獅子を冠つて歩いたのだからと打しをれて...
樋口一葉 「わかれ道」
...繼母(まゝはゝ)で有(あ)つたので平常(つね)の我慢(がまん)が大底(たいてい)ではなく...
樋口一葉 「われから」
...それに「天下大底守彼式(てんかたいていかのしきをまもりて)...
森鴎外 「假名遣意見」
...大底他ノ肌骨(キコツ)ニ還ル紅粉ヲ塗ラズ自ラ風流と...
吉川英治 「上杉謙信」
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